2013年09月30日
思いつきで「くのわき」にドライブ(2013.9.28)
朝の掃除と洗濯を終えて眺めた空が、ワタシのドライブ心を掻き立てました。
ここ10日ぐらい、公私ともに心が疲れてしまい、血の気が多くなっていたので、気分転換に「あのヒト」がいるはずの大井川流域のキャンプ場を目指すことにしました。
毎日仕事でクルマに乗っているのに、休みの日もやっぱりクルマに乗るのが好きなワタシです。

D:5にはガソリンが入っていないので、エブリイワゴンで出発。しかもお昼を過ぎた12時半です。

今回は往復とも下道のみを走り、エコノミーなドライブ。1号線をひた走り、豊川の「香月堂アウトレット」でバウムクーヘンなどを大量購入し、手土産にします。

浜名バイパスから見える大平洋は、珍しくとても穏やか。遠くに富士山も見えます。

掛川バイパスも藤枝バイパスも順調にクリア。牧之原トンネルを出ると大井川が見えてきます。川沿いに北上すること20分。道の駅川根温泉で小休止。相変わらず日帰り温泉客には嬉しいところですが、そうでない客にはつまらない道の駅…。売店も小さいし品揃え多くないし。

さらに走ると対岸に「くのわき親水公園キャンプ場」が見えてきます。



「塩郷の吊り橋」を渡り、徒歩でくのわきキャンプ場入りしようと思いましたが、外国人が橋の上ではしゃいでいて通れない!それに帰りに暗くなってから渡るのは些か心細いので…。

「塩郷ダム」の堰堤をクルマで渡って行くことにします。

もう17時を回っているので、管理人さんも不在で出入り自由状態。中に入って行くと「あのヒト」であるヒロシッチさんのクルマとサイトが見える!シメシメ、サプライズだとばかりに近づいていくと、先に気づかれてしまいました。
名古屋からお越しになったKo家のご主人とお初のご挨拶をし、地元名古屋の話や職業の話などをしているうちに、買い出しに行かれていた女性陣も戻ってきてご挨拶。ヒロシッチ奥さんはワタシが突然現れたことに驚いてみえました。
昼間の晴天から山間い特有の夕方の表情、そしてやがてそれは紺碧の空へと変わっていきます。ランタンの灯りに輝く一番星。キャンプには絶好のコンディションです。

やがて焚き火が明るくなり、お土産に持参したバウムクーヘンやスポンジケーキの子供たちへの分配が始まりました。みんな、喜んでくれてよかった!
そして「じぇじぇじぇ!」だったのが、Koさんとワタシの誕生日が同じ年の1日違いだったこと。そしてワタシの勤務先のお得意様であったこと。世の中は狭いですね。

今晩の夕飯は鍋のようです。野菜に何故かオリンピック切りされた玉ねぎ、そして豪華和牛しゃぶしゃぶ肉のように大事に紙に包まれた豚肉を投入。ここにブリを入れるか入れないか、奥様方はだいぶ論議になっていましたが、日帰りで参加されていた富士の肝っ玉母ちゃんのKiさんからNGが出てブリ投入は断念になった模様。最後にもやしを大量に入れてダッチの蓋をします。
と、ここで時計を見るともう19時半。この後、ワタシは浜松で知人と夕飯を食べる約束になっていたので、残念ながら後ろ髪引かれる思いで退散。短時間でしたが皆さんにご挨拶をして、帰路に就きました。

帰りはエアコンを入れなくても涼しい風が車内に入ってきました。快調に1号線を走り、浜松市内で知人と夕飯。そしてまた1号線から23号線へとバイパスを超順調に飛ばし、名古屋の自宅には23時過ぎに帰着しました。
翌日、燃料を入れたら平均燃費は13.91Km/L。過去3本指に入るくらいの好燃費でした。
皆さん、もし都合がよろしければ来夏に「聖地・むかわ」でお会いしましょうね!
ここ10日ぐらい、公私ともに心が疲れてしまい、血の気が多くなっていたので、気分転換に「あのヒト」がいるはずの大井川流域のキャンプ場を目指すことにしました。
毎日仕事でクルマに乗っているのに、休みの日もやっぱりクルマに乗るのが好きなワタシです。

D:5にはガソリンが入っていないので、エブリイワゴンで出発。しかもお昼を過ぎた12時半です。

今回は往復とも下道のみを走り、エコノミーなドライブ。1号線をひた走り、豊川の「香月堂アウトレット」でバウムクーヘンなどを大量購入し、手土産にします。

浜名バイパスから見える大平洋は、珍しくとても穏やか。遠くに富士山も見えます。

掛川バイパスも藤枝バイパスも順調にクリア。牧之原トンネルを出ると大井川が見えてきます。川沿いに北上すること20分。道の駅川根温泉で小休止。相変わらず日帰り温泉客には嬉しいところですが、そうでない客にはつまらない道の駅…。売店も小さいし品揃え多くないし。

さらに走ると対岸に「くのわき親水公園キャンプ場」が見えてきます。



「塩郷の吊り橋」を渡り、徒歩でくのわきキャンプ場入りしようと思いましたが、外国人が橋の上ではしゃいでいて通れない!それに帰りに暗くなってから渡るのは些か心細いので…。

「塩郷ダム」の堰堤をクルマで渡って行くことにします。

もう17時を回っているので、管理人さんも不在で出入り自由状態。中に入って行くと「あのヒト」であるヒロシッチさんのクルマとサイトが見える!シメシメ、サプライズだとばかりに近づいていくと、先に気づかれてしまいました。
名古屋からお越しになったKo家のご主人とお初のご挨拶をし、地元名古屋の話や職業の話などをしているうちに、買い出しに行かれていた女性陣も戻ってきてご挨拶。ヒロシッチ奥さんはワタシが突然現れたことに驚いてみえました。
昼間の晴天から山間い特有の夕方の表情、そしてやがてそれは紺碧の空へと変わっていきます。ランタンの灯りに輝く一番星。キャンプには絶好のコンディションです。

やがて焚き火が明るくなり、お土産に持参したバウムクーヘンやスポンジケーキの子供たちへの分配が始まりました。みんな、喜んでくれてよかった!
そして「じぇじぇじぇ!」だったのが、Koさんとワタシの誕生日が同じ年の1日違いだったこと。そしてワタシの勤務先のお得意様であったこと。世の中は狭いですね。

今晩の夕飯は鍋のようです。野菜に何故かオリンピック切りされた玉ねぎ、そして豪華和牛しゃぶしゃぶ肉のように大事に紙に包まれた豚肉を投入。ここにブリを入れるか入れないか、奥様方はだいぶ論議になっていましたが、日帰りで参加されていた富士の肝っ玉母ちゃんのKiさんからNGが出てブリ投入は断念になった模様。最後にもやしを大量に入れてダッチの蓋をします。
と、ここで時計を見るともう19時半。この後、ワタシは浜松で知人と夕飯を食べる約束になっていたので、残念ながら後ろ髪引かれる思いで退散。短時間でしたが皆さんにご挨拶をして、帰路に就きました。

帰りはエアコンを入れなくても涼しい風が車内に入ってきました。快調に1号線を走り、浜松市内で知人と夕飯。そしてまた1号線から23号線へとバイパスを超順調に飛ばし、名古屋の自宅には23時過ぎに帰着しました。
翌日、燃料を入れたら平均燃費は13.91Km/L。過去3本指に入るくらいの好燃費でした。
皆さん、もし都合がよろしければ来夏に「聖地・むかわ」でお会いしましょうね!
2013年09月30日
じぇじぇじぇ!あまロスだ


毎朝、通勤途中の車内で視聴していました。
あのオープニングのテンポのよい曲と、アキちゃんのカワイイところにパワーをもらって1日の糧にしていました。
今日からどうしよう…。
というわけで、まずは写真集を買ってみました。
次はCDかな。
これが懸念されていた「あまロス症候群」ですな。
2013年09月22日
今シーズン最後の桃

この桃が、きっと今シーズン最後に食べる桃になるでしょう。
また来年、桃の季節が来るまでお別れです。
心して充分に味わっていただかねば…。
今日は墓参に行き、常滑のコストコに行ってきました。
店内に入るまでは意外に30分待ちぐらいですみましたが、店内は身動きがとれないぐらいの混雑で、落ち着いてゆっくり買い物ができませんでした。
また折を見て出直さなくては。出掛ける前は家の冷蔵庫を整理しておかないと、買ってきたものが大きすぎてはいりませんね。
明日は祝日なのに出勤だ…。仕事はたまっているけど休みたいなぁ。
2013年09月19日
中秋の名月
今日は中秋の名月ですね。各地で観月会が行われています。

先日の台風以降、すっかり秋めいて綺麗なお月さまが見えています。

玄関には、今年もススキを生けてあります。もちろん、月見だんごも。
ちなみに昨年は台風襲来でお月見ができなかったので、部屋の窓に「疑似お月さま」を登場させましたね。これは名案でした。

じゅんじゅん と りこりん も、きっと今夜の綺麗なお月さまをどこかで眺めて、お団子を食べていることでしょう。
5年前の十五夜は、塔の岩でお月見キャンプをしたなぁ。あの日に帰りたい…。

先日の台風以降、すっかり秋めいて綺麗なお月さまが見えています。

玄関には、今年もススキを生けてあります。もちろん、月見だんごも。
ちなみに昨年は台風襲来でお月見ができなかったので、部屋の窓に「疑似お月さま」を登場させましたね。これは名案でした。

じゅんじゅん と りこりん も、きっと今夜の綺麗なお月さまをどこかで眺めて、お団子を食べていることでしょう。
5年前の十五夜は、塔の岩でお月見キャンプをしたなぁ。あの日に帰りたい…。
2013年09月19日
尾白川リゾートでソロキャンプ(2013.9.14~15)
9月14日~15日、山梨県北杜市白州町にある「尾白川リゾートオートキャンプ場」へソロキャンプに出かけてきました。
本来はせっかくの3連休をフルに聖地で過ごしたかったのですが、近づく台風18号に屈し、1泊2日となってしまいました。

9月14日(土) 1日目
午前6時20分、自宅を出発。鳴海I.Cから名二環、東名、中央道を走り諏訪I.Cで下ります。

茅野市のデリシアで食材を調達。最近はここで買い物してから聖地入りするようになりました。とても豊富な品揃え。DELICIAの看板とDELICAのツーショット。パッと見、デリカに見えません?

セカンドシートには寂しいソロキャンプに、ぷーちん、ミッフィー、ファミリコ兄弟がお伴してくれました。
(事情のわからない方や、怪しい中年と思われた方はスルーしてね!)

甲州街道を走り、いつもの道の駅はくしゅうに到着。白州産のとうもろこしを買います。お盆同様、混雑していますが台風予報のせいかキャンパーは見当たらず…。

隣の食鮮館エブリでは、何故かマグロの解体ショーが…。

道の駅から3分ほどで、尾白川リゾートオートキャンプ場の入口に到着。よく、「看板はあるけどキャンプ場がないよね」という話が出ますが…。


この急な坂道を下るとキャンプ場が現れます。

これが管理棟。何だか懐かしさを感じる造り。ここで受付をします。本来13時がインなのですが、10時ぐらいから随時OKというおおらかさ。ソロだと伝えると、通常1泊5千円のオートサイトなのに、ライダーサイトのお値段にしてくださいました。
ニラの花が生けてあったのですが、ニラ臭いので管理人さんが引っ込めてしまい、爆笑。

管理棟横にシャワー室がありますが、すぐそばにある尾白の湯に割引券を持って入浴に行くキャンパーが多いみたい。

炊事場をぐるりと囲むように通路があり、その両側に30ぐらいのサイトがあります。早い者勝ちで好きなサイトを選べますが、人気ははやり尾白川の見えるサイト。でも大きなクルマにはちょっと狭いかも。
木製の電柱に蛍光灯の照明、トイレも懐かしい感じの建物の和式ですが、清掃は行き届いていて不快感なし。

ワタシは4年前に来た時と同じ、一番奥にある20番をチョイス。雨が降ることを考え、ヘキサタープの下にツーリングドームテントを設営。同じくタープ下にダイニングテーブルと調理用テーブル、チェアを並べます。


長旅で、ぷーちんたちもお疲れの様子。
(事情のよくわからない方や、怪しいオジサンと思われた方はスルーしてね!)

11時半頃から設営し、小1時間で完了。気温は高くないのですが、台風前の蒸し暑さで汗だくです。
着替えてサッパリしてからお昼ごはんを作ります。ちびパンで名古屋流にコンビーフの鉄板スパゲティー。そして道の駅で買ったとうもろこし。茹でたては甘くて美味しい!


キャンプ場のすぐ脇を流れる、日本百名水のひとつである尾白川。晴れていれば白砂と相まってキラキラしているのですが…。体長10cmぐらいの魚がたくさん泳いでいます。





水の透明度はこんな感じ。水に浸かるならここ、水に流れて遊ぶならフレンドパークむかわ、かな。

場内には小さな花が咲いていたり、小さな栗が落ちていたりで何となく秋を感じます。


夕方、クルマで付近のキャンプ場をあちこち覗きながら、むかわの湯へ。どのキャンプ場も意外に8割方埋まっていました。
夕ごはんは、ちびパンで牛肉のカットステーキ。和風のステーキ醤油と、かいわれ大根、おろしにんにくで美味しくいただきます。

洗い物を終えて、ノンアルコール飲料(相変わらず願掛け禁酒中)とチーズやポテチをおつまみに寛ぎます。このような広報紙まで手に入れ、気分は北杜・白州・武川のマイスター。
川沿いサイトのグルキャンパーの賑やかな声も22時には鎮静化。以前から言われているし、実際に4年前も思ったのですが、このキャンプ場はホームページもなく、登山や渓谷ハイキングのベースとなっていたり、リピーターが多いことから、マナーの良いキャンパーばかりです。昔は当たり前だった炊事場での知らないキャンパー同士の挨拶も、ここでは生きています。

静かになったら、急に眠たくなってきました。
まだ22時を回ったばかりですが、もうシュラフに入ります。あ、焚き火するのを忘れたよ。
9月15日(日) 2日目
夜半からポツポツと降りだした雨。6時頃目覚めると本降りになってきました。全ての道具たちをタープ下に格納しておいたので、被害はなし。

雨の場内。これはこれで落ち着ける雰囲気です。1日中タープの下で、書き物をしたり本を読むのもいいかも。


朝ごはんもちびパンでベーコンエッグ。例によって、エブリで買ってきたシュガーマーガリントーストとともに。

朝食を食べているうちに、雨はだんだん激しくなり、尾白川も濁り始めました。スマホで天気の情報を取り寄せると、台風18号は四国沖から東海地方を目がけて進路を取り始めた様子。

こりゃ今日は良くても、深夜から明日は大荒れになるのは避けられない感じ。他のキャンパーも炊事場で聞いてみると、1泊で切り上げて撤収する様子。残念ですが、安全には代えられないので、ワタシも撤収を開始します。
水捌けの良いサイトですが、さすがにこの大雨では浸透が追いつかなく、水溜まりができ始めます。何とかうまいこと片づけて荷物を積み込む頃には、クルマに乗り込むのが憚られるぐらいにビショビショのドロドロに…。まぁ、ジャージにクロックスだから全然気にならないけど。
管理棟にゴミ捨てに行くと、ちょうど最後のキャンパーが帰るところでした。管理人さんと一緒に見送ったあと、何と2時間ぐらい立ち話に…。
ワタシのこと、管理人さん家族のこと、北杜・白州・武川のこと、周辺のキャンプ場のこと、むかわ米農林48号のこと、今まで来訪した珍キャンパーのこと、そして管理人さんが欲しくてたまらないというデリカD:5のこと…。
尽きない長話をしている間にいつしか雨も上がり、青空さえ覗き始めました。これなら乾燥撤収もできたのに…。グチャグチャのジャージすらほぼ乾いてきました。
また10月の3連休にお世話になる約束をし、尾白川オートキャンプ場をあとにします。管理人さん一家は見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。
とりあえず尾白の湯でサッパリしましょう。ここの露天風呂は広くて気持ちがいい!

隣接する噴水広場では、べるが秋祭りが行われていました。せっかくなのに、悪天候でお客さんの入りはイマイチ。明日はFM富士がここから5時間生放送するそうですが、台風中継にならなきゃいいけど…(後日談:台風で中止されたらしい)。


クルマに戻り、白州や武川の秋の風景を撮影。
そばの花が一面に咲く畑。

黄金色の田んぼ越しに見える、日が差している明野の丘陵。

そして、ワタシがこの地域で一番好きな風景。幸燈神社から県道に下る、山高の坂からみた田園風景。つい1ヶ月前は緑色の風景だったのに、今は黄色の風景に変わりました。

周辺のキャンプ場も巡ってみましたが、どこもキャンパーは台風に備えて殆んど帰った様子。篠沢大滝はバンガローに1組、ビッグランドはテントキャンパーが1組。
最後に毎年お盆にお世話になるフレンドパークむかわに立ち寄ると、4組のテントキャンパーが残っていました。管理人の小池さんもこれには苦笑い。しばらく雑談し、普段は聞けないこぼれ話や小池さんのボヤキなど、面白い話をたっぷり聞いて、おまけに自家製の栗をお土産にいただいてしまいました。
もう16時を過ぎていますが、韮崎から明野エリアに足を運んでみます。
途中、お盆にも通りかかって気になっていた、銀河展望台に立ち寄ります。夕暮れの南アルプスを背に走る中央本線の列車の明かりが、銀河鉄道に見えるのが由来の展望台のようです。



さらにクルマを進めて、明野エリアに到着。夏はあんなに賑わっていたのに、今日は閑散としています。
1ヶ月前はこんなに咲いていたひまわりの畑も…

今ではすっかり鋤き込まれてこんな姿に…。また来年の夏、黄色い絨毯を見せてください。


その代わり、道端にはコスモスの花が続いています。今回のキャンプでは、甲斐駒ヶ岳は厚い雲の中から現れることはありませんでした。

で、最終目的地である、小作清里店へ。やっぱり山梨の締めは豚肉ほうとうです。


じぇじぇじぇ!美味しくない!!麺が茹ですぎでコシがなく、カボチャも甘くないし味噌も薄い…。長年通っていて、こんなハズレほうとうに出くわしたのは初めてでがっかりです。作り直しのクレームを言う気力もなく、不完食で終了…。
その後、美しの森まで上がり八ヶ岳高原道路で小淵沢へ。途中でシカの親子が車道に飛び出してきてビックリ!
小淵沢から甲州街道で諏訪へ。給油してから中央道に上がったのが19時半。所どころ雨に見舞われながらも順調に90Km/h巡航を続け、21時50分に無事自宅に到着。直後から激しい雨が降りだし、風も強まってきました。
今回の総走行距離は552km。平均燃費はルーフラックの積み荷の空気抵抗もあり、9.9km/Lと、目標の11km/Lを下回ってしまいました。常時エアコンONでしたし、雨によるスリップロスもあるので仕方ないですね。

こうして、1泊2日の短縮版になってしまった聖地へのソロキャンプは幕を下ろしました。

10月の3連休は、今回と同じ尾白川オートキャンプ場へソロでリベンジキャンプの予定です。今度こそは晴れて気持ちのいいキャンプになることを祈ります。そしてそれが多分、今シーズン最後のキャンプになるでしょう。
キャンプが終わったら次はスキーシーズンの準備です。
本来はせっかくの3連休をフルに聖地で過ごしたかったのですが、近づく台風18号に屈し、1泊2日となってしまいました。

9月14日(土) 1日目
午前6時20分、自宅を出発。鳴海I.Cから名二環、東名、中央道を走り諏訪I.Cで下ります。

茅野市のデリシアで食材を調達。最近はここで買い物してから聖地入りするようになりました。とても豊富な品揃え。DELICIAの看板とDELICAのツーショット。パッと見、デリカに見えません?

セカンドシートには寂しいソロキャンプに、ぷーちん、ミッフィー、ファミリコ兄弟がお伴してくれました。
(事情のわからない方や、怪しい中年と思われた方はスルーしてね!)

甲州街道を走り、いつもの道の駅はくしゅうに到着。白州産のとうもろこしを買います。お盆同様、混雑していますが台風予報のせいかキャンパーは見当たらず…。

隣の食鮮館エブリでは、何故かマグロの解体ショーが…。

道の駅から3分ほどで、尾白川リゾートオートキャンプ場の入口に到着。よく、「看板はあるけどキャンプ場がないよね」という話が出ますが…。


この急な坂道を下るとキャンプ場が現れます。

これが管理棟。何だか懐かしさを感じる造り。ここで受付をします。本来13時がインなのですが、10時ぐらいから随時OKというおおらかさ。ソロだと伝えると、通常1泊5千円のオートサイトなのに、ライダーサイトのお値段にしてくださいました。
ニラの花が生けてあったのですが、ニラ臭いので管理人さんが引っ込めてしまい、爆笑。

管理棟横にシャワー室がありますが、すぐそばにある尾白の湯に割引券を持って入浴に行くキャンパーが多いみたい。

炊事場をぐるりと囲むように通路があり、その両側に30ぐらいのサイトがあります。早い者勝ちで好きなサイトを選べますが、人気ははやり尾白川の見えるサイト。でも大きなクルマにはちょっと狭いかも。
木製の電柱に蛍光灯の照明、トイレも懐かしい感じの建物の和式ですが、清掃は行き届いていて不快感なし。

ワタシは4年前に来た時と同じ、一番奥にある20番をチョイス。雨が降ることを考え、ヘキサタープの下にツーリングドームテントを設営。同じくタープ下にダイニングテーブルと調理用テーブル、チェアを並べます。


長旅で、ぷーちんたちもお疲れの様子。
(事情のよくわからない方や、怪しいオジサンと思われた方はスルーしてね!)

11時半頃から設営し、小1時間で完了。気温は高くないのですが、台風前の蒸し暑さで汗だくです。
着替えてサッパリしてからお昼ごはんを作ります。ちびパンで名古屋流にコンビーフの鉄板スパゲティー。そして道の駅で買ったとうもろこし。茹でたては甘くて美味しい!


キャンプ場のすぐ脇を流れる、日本百名水のひとつである尾白川。晴れていれば白砂と相まってキラキラしているのですが…。体長10cmぐらいの魚がたくさん泳いでいます。





水の透明度はこんな感じ。水に浸かるならここ、水に流れて遊ぶならフレンドパークむかわ、かな。

場内には小さな花が咲いていたり、小さな栗が落ちていたりで何となく秋を感じます。


夕方、クルマで付近のキャンプ場をあちこち覗きながら、むかわの湯へ。どのキャンプ場も意外に8割方埋まっていました。
夕ごはんは、ちびパンで牛肉のカットステーキ。和風のステーキ醤油と、かいわれ大根、おろしにんにくで美味しくいただきます。

洗い物を終えて、ノンアルコール飲料(相変わらず願掛け禁酒中)とチーズやポテチをおつまみに寛ぎます。このような広報紙まで手に入れ、気分は北杜・白州・武川のマイスター。
川沿いサイトのグルキャンパーの賑やかな声も22時には鎮静化。以前から言われているし、実際に4年前も思ったのですが、このキャンプ場はホームページもなく、登山や渓谷ハイキングのベースとなっていたり、リピーターが多いことから、マナーの良いキャンパーばかりです。昔は当たり前だった炊事場での知らないキャンパー同士の挨拶も、ここでは生きています。

静かになったら、急に眠たくなってきました。
まだ22時を回ったばかりですが、もうシュラフに入ります。あ、焚き火するのを忘れたよ。
9月15日(日) 2日目
夜半からポツポツと降りだした雨。6時頃目覚めると本降りになってきました。全ての道具たちをタープ下に格納しておいたので、被害はなし。

雨の場内。これはこれで落ち着ける雰囲気です。1日中タープの下で、書き物をしたり本を読むのもいいかも。


朝ごはんもちびパンでベーコンエッグ。例によって、エブリで買ってきたシュガーマーガリントーストとともに。

朝食を食べているうちに、雨はだんだん激しくなり、尾白川も濁り始めました。スマホで天気の情報を取り寄せると、台風18号は四国沖から東海地方を目がけて進路を取り始めた様子。

こりゃ今日は良くても、深夜から明日は大荒れになるのは避けられない感じ。他のキャンパーも炊事場で聞いてみると、1泊で切り上げて撤収する様子。残念ですが、安全には代えられないので、ワタシも撤収を開始します。
水捌けの良いサイトですが、さすがにこの大雨では浸透が追いつかなく、水溜まりができ始めます。何とかうまいこと片づけて荷物を積み込む頃には、クルマに乗り込むのが憚られるぐらいにビショビショのドロドロに…。まぁ、ジャージにクロックスだから全然気にならないけど。
管理棟にゴミ捨てに行くと、ちょうど最後のキャンパーが帰るところでした。管理人さんと一緒に見送ったあと、何と2時間ぐらい立ち話に…。
ワタシのこと、管理人さん家族のこと、北杜・白州・武川のこと、周辺のキャンプ場のこと、むかわ米農林48号のこと、今まで来訪した珍キャンパーのこと、そして管理人さんが欲しくてたまらないというデリカD:5のこと…。
尽きない長話をしている間にいつしか雨も上がり、青空さえ覗き始めました。これなら乾燥撤収もできたのに…。グチャグチャのジャージすらほぼ乾いてきました。
また10月の3連休にお世話になる約束をし、尾白川オートキャンプ場をあとにします。管理人さん一家は見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。
とりあえず尾白の湯でサッパリしましょう。ここの露天風呂は広くて気持ちがいい!

隣接する噴水広場では、べるが秋祭りが行われていました。せっかくなのに、悪天候でお客さんの入りはイマイチ。明日はFM富士がここから5時間生放送するそうですが、台風中継にならなきゃいいけど…(後日談:台風で中止されたらしい)。


クルマに戻り、白州や武川の秋の風景を撮影。
そばの花が一面に咲く畑。

黄金色の田んぼ越しに見える、日が差している明野の丘陵。

そして、ワタシがこの地域で一番好きな風景。幸燈神社から県道に下る、山高の坂からみた田園風景。つい1ヶ月前は緑色の風景だったのに、今は黄色の風景に変わりました。

周辺のキャンプ場も巡ってみましたが、どこもキャンパーは台風に備えて殆んど帰った様子。篠沢大滝はバンガローに1組、ビッグランドはテントキャンパーが1組。
最後に毎年お盆にお世話になるフレンドパークむかわに立ち寄ると、4組のテントキャンパーが残っていました。管理人の小池さんもこれには苦笑い。しばらく雑談し、普段は聞けないこぼれ話や小池さんのボヤキなど、面白い話をたっぷり聞いて、おまけに自家製の栗をお土産にいただいてしまいました。
もう16時を過ぎていますが、韮崎から明野エリアに足を運んでみます。
途中、お盆にも通りかかって気になっていた、銀河展望台に立ち寄ります。夕暮れの南アルプスを背に走る中央本線の列車の明かりが、銀河鉄道に見えるのが由来の展望台のようです。



さらにクルマを進めて、明野エリアに到着。夏はあんなに賑わっていたのに、今日は閑散としています。
1ヶ月前はこんなに咲いていたひまわりの畑も…

今ではすっかり鋤き込まれてこんな姿に…。また来年の夏、黄色い絨毯を見せてください。


その代わり、道端にはコスモスの花が続いています。今回のキャンプでは、甲斐駒ヶ岳は厚い雲の中から現れることはありませんでした。

で、最終目的地である、小作清里店へ。やっぱり山梨の締めは豚肉ほうとうです。


じぇじぇじぇ!美味しくない!!麺が茹ですぎでコシがなく、カボチャも甘くないし味噌も薄い…。長年通っていて、こんなハズレほうとうに出くわしたのは初めてでがっかりです。作り直しのクレームを言う気力もなく、不完食で終了…。
その後、美しの森まで上がり八ヶ岳高原道路で小淵沢へ。途中でシカの親子が車道に飛び出してきてビックリ!
小淵沢から甲州街道で諏訪へ。給油してから中央道に上がったのが19時半。所どころ雨に見舞われながらも順調に90Km/h巡航を続け、21時50分に無事自宅に到着。直後から激しい雨が降りだし、風も強まってきました。
今回の総走行距離は552km。平均燃費はルーフラックの積み荷の空気抵抗もあり、9.9km/Lと、目標の11km/Lを下回ってしまいました。常時エアコンONでしたし、雨によるスリップロスもあるので仕方ないですね。

こうして、1泊2日の短縮版になってしまった聖地へのソロキャンプは幕を下ろしました。

10月の3連休は、今回と同じ尾白川オートキャンプ場へソロでリベンジキャンプの予定です。今度こそは晴れて気持ちのいいキャンプになることを祈ります。そしてそれが多分、今シーズン最後のキャンプになるでしょう。
キャンプが終わったら次はスキーシーズンの準備です。
2013年09月15日
雨降りの聖地

朝食を食べているうちにも、雨足が激しくなってきました。
台風も近づいてきているし、残念ですが1泊で切り上げて撤収します。
昨夜のうちに、タープの下に道具たちを移動しておいたので、さながら難民キャンプのような…。
隣の隣に小型テントしかないアベックがみえるのですが、動きようがなくて途方に暮れている感じです。大丈夫、かな?
2013年09月13日
愛機1号聖地ゆき支度完了

尾白川リゾートオートキャンプ場。知る人のみ知るキャンプ場、と言っても過言ではないと思います。
4年前の秋に、家族3人と妻のお腹に発生しかかっていたポコリン(後の次女)と共に行って以来です。
今回もソロですので、いろいろ手抜きしながら楽チンキャンプしてきます。
道具も積んで、満タン入れて、あとは明朝に食材を搭載して出発です。
台風が気になるのですが…。あまりに天候が悪くなりそうなら1泊で引き上げるのも勇気ある決断でしょうね。
2013年09月11日
そうだ!ちびパン!

なおパパさんのブログに影響されて2年ぐらい前に手に入れた「ちびパン」。
昨年、家の料理で使って以来、眠りこけていたはず。
今度のキャンプで久しぶりに連れ出そうかな。
ソロだから4組もいらないけど…。
たまには「肉!」を奮発してみるかな。
天気だけが心配です。
2013年09月09日
ソロキャンプで何をしますか?
9月と10月の連休は、絶好のキャンプシーズン。従って、ファミリーキャンパーがわんさかと繰り出すことでしょう。
今日もデポやヒマラヤはキャンプ用品を買い求める人たちでごった返していました。
まあ、そんなファミリーキャンパーに囲まれてのソロキャンプというのも、周りから見ると何か曰く付きの、寂しいキャンパーに見られるかもしれません(事実なんですが…)。
このブログをやっている皆さんは、多分ソロキャンプは賑わいの少ないオフシーズンに楽しんでみえる方が多いと思いますが、皆さんはソロの場合、どんな過ごし方をされているのでしょうか?
今年のお盆はソロと言っても、ヒロシッチさんややすまおさんご一家と一緒に過ごす時間が多かったので、寂しく思わなかったのですが、今回は知ってる人が来るわけでなく、増して周りはファミリー…。ちょっと修行のような様相を呈してきました。
基本、子供と一緒に来たと仮定して、子供たちが何をやりたいかな、という想定の元で、自分が代わりにそれをやる、という気持ちでいるのですが、それが独り川遊びや、独り花火だと周りには「切ないおじさん」に映るわけで…。
何をしたら気が紛れるのか、何をしたらソロを楽しめるのか、アドバイスがあればお願いします。
そもそも、そんな辛い思いをしながらキャンプに行かなくてもいいのに、という率直なご意見はこの際抜きで…。
2013年09月05日
新色プージャが欲しい


家にいるときはもちろん、ちょっとそこまで買い物とか、洗車とか、キャンプとか、スキー場の往復とか、結構利用価値がありまして…。
今持っているのは、4〜5年前に会社の皆んなで色違いで揃えた、紺色×オレンジ色のプージャ。
でも、経年劣化で背中のプーマのプリントが剥げてきてしまいました。着心地は相変わらず満点なのですが…。
中高生のお兄ちゃんやお姉ちゃんみたいな派手な色は、もう年齢的に着れないので、今年の新色であるこの2色から選ぼうと思います。
どちらがいいと思います?
スポーツ用品店では高いので、通販のタケスポで買おうと思います。
きっと、人生で最後のプージャになる予感。もう、年齢的に限界ですね。
続きを読む
2013年09月04日
地域防災訓練レポ
防災の日であった9月1日(日)、我が街も地域ぐるみの防災訓練が小学校で行われました。
消防署と消防団の車両もスタンバイ完了。


自治会の自主防旗もズラリと並んでいます。

開会式の後、まずは緑政局が道路上の倒木を除去する訓練。チェンソーで手際よく切断していきます。

こちらは煙体験トンネル。タオルやハンカチを口に当て、なるべく這うように進みます。

おっ、給水車が到着しました。ポリタンクを持った市民が給水を受けます。

その水を使って炊き出しの訓練。

お米を炊飯袋に入れて、梅干しも投入します。

これが炊飯袋に書かれたごはんの炊き方の説明。

袋の口をしっかり輪ゴムで縛り、大きな非常用炊飯具の釜の湯に投入します。


炊き上がったごはんをざるに上げます。説明書きには30分とありましたが、訓練では45分間お湯で蒸していました。このごはん、試食しましたが梅干しの塩味が広がって、それなりに美味でした。

この訓練を行った小学校の海抜は33m。海から10Km以上離れているので、ハザードマップでは津波の危険はないことになっています。我が家は海抜45mぐらいなので、もう少し安心かも。

名古屋市の全小学校にはこのような非常時自主給水のできる設備があります。

小学校の防災倉庫にある給水ツールセットを使い、鉄の蓋をバールで開けます。

すると4つの水道の蛇口が。上水道の本管から耐震管でつながっているので、ほぼ壊れることはないとのこと。蛇口を開けてホースを繋ぎ、3分程放置。溜まっていた水が抜けたところで給水ツールセットに入っている試験薬で塩素量を計り、飲用に適しているがチェックしてから利用します。

一方その頃、救援物資が到着。避難住民が一丸となって、バケツリレー方式で避難所に運び込みます。


こちらは展示コーナー。各家庭で支度しておくべき防災用品や非常食が並べられています。よく、水は1人1日3㍑と言われますが、夏場は5㍑は必要だとか。しかもこれは飲用や調理用で、生活水は含まれていません。以前は3日間分の備蓄を、と言われていましたが、今は1週間分が推奨だそうです。

100円ショップで売られている物も、防災用品として立派に役に立ちます。要は工夫次第ということです。

簡易式の手作りトイレ。長めのポンチョやカッパを使えば、女性も恥ずかしい思いをしないですむという豆知識も。

便器は植木鉢スタンドとバケツ、便座は段ボールを何層か重ね貼りして便座カバーをかけています。バケツの中には不透明な袋と簡易トイレ用凝固剤を入れます。それらは可燃ごみとして処分するそうです。

ボランティアセンターも避難所に開設されます。自分のできることを申告し、ニーズに合ったところに自分の名前を書いた付箋を貼り、傷害保険に入ります。例えば、小さな子供と遊ぶのが得意だとか、お年寄りと話すのが好きだとか、車イスを押せるとかでも、立派なボランティアになります。

保健所の保健師さんによる、怪我の応急手当の講習。三角布の使い方や、他人の血液から感染症にならないためにビニル袋を上手く使う方法の実演がありました。

消火器による模擬消火訓練。消火液ではなく今回は水が入っていました。高圧ですが、けっこう短時間しか噴射できないので、ターゲットに上手当たるようにしなければなりません。

こちらはバケツリレーでの消火訓練。バケツを渡すときは必ず「ハイッ!」と声を掛けて渡すのが鉄則。また、逆回りで回ってくることもあるので、右利き左利きに関係なくリレーできるように、とのアドバイス。

さあ、ここからは消防士や救急隊も登場です。災害現場に指揮本部を設営します。

そして救護やトリアージを行うテントを設営。エアボンベで一気に柱を立ち上げ、およそ2分半で設営完了。


損傷した車に閉じ込められた人を、スプレッターでこじ開けたドアから救出。ストレッチゃーでテントに運ばれます。


テント内では、保健師や救護医師による応急手当が行われる一方、トリアージにより救急搬送の優先順位を決めます。残念ながら零(黒色)の判定の人は、順次安置所に運ばれていくそうです。実際に阪神淡路大震災や東日本大震災で現地入りしたスタッフから、説明を受けました。

これが搬送されてきた人たちの容態一覧ボード。出産間近の設定の人もいます。

最も優先的に治療の必要がある患者が、救急車で南医療病院に運ばれていきました(という仮定)。

最後に消防団による放水訓練。女性の団員もいるんですね。会社勤めだと勧誘されてもなかなか入団できないんですよね。本当は他人任せではいけないんだけど…。

およそ2時間に亘る訓練も終わり、閉会式を行い解散となりました。直後に大粒の雨が降りだしました。

ちなみにこれ、名古屋市消防局に2台所属するウニモグの後方支援車。隊員の更衣や食事、休憩を担う車両です。エアクリーナーもルーフ付近まで延長され、渡河もできる頼もしい車両です。4駆好きのワタシにはいつまでも現役でいてほしい消防車両ですが、残念ながらディーゼル規制で年末で代替えになってしまうそうです。

今回、地元自治体の防災訓練を見に行ったのは初めてでした。自然災害が多発する昨今、まず自分の身は自分で守り、次に自助努力でお互いに助け合い、率先して自分のやれることを申し出て被害を最小限に食い止める、それが住民としての義務であり責務であると思いました。
また、普段はレジャーとして楽しんでいるキャンプも、非常時にはそのノウハウが活きてくるとつくづく感じました。
あってほしくないことではありますが、いずれ今回の経験が役に立つ日が来るでしょう。皆さんも一度、このような防災訓練に参加したり、見学をされてはいかがでしょうか?キャンパーなら必ず、有事の際に自身のやれること、役に立つことが見えてくると思います。
大災害に行政の助けはなかなか来ません。自分達で生き延びる術を考えておく必要がありますね。
消防署と消防団の車両もスタンバイ完了。


自治会の自主防旗もズラリと並んでいます。

開会式の後、まずは緑政局が道路上の倒木を除去する訓練。チェンソーで手際よく切断していきます。

こちらは煙体験トンネル。タオルやハンカチを口に当て、なるべく這うように進みます。

おっ、給水車が到着しました。ポリタンクを持った市民が給水を受けます。

その水を使って炊き出しの訓練。

お米を炊飯袋に入れて、梅干しも投入します。

これが炊飯袋に書かれたごはんの炊き方の説明。

袋の口をしっかり輪ゴムで縛り、大きな非常用炊飯具の釜の湯に投入します。


炊き上がったごはんをざるに上げます。説明書きには30分とありましたが、訓練では45分間お湯で蒸していました。このごはん、試食しましたが梅干しの塩味が広がって、それなりに美味でした。

この訓練を行った小学校の海抜は33m。海から10Km以上離れているので、ハザードマップでは津波の危険はないことになっています。我が家は海抜45mぐらいなので、もう少し安心かも。

名古屋市の全小学校にはこのような非常時自主給水のできる設備があります。

小学校の防災倉庫にある給水ツールセットを使い、鉄の蓋をバールで開けます。

すると4つの水道の蛇口が。上水道の本管から耐震管でつながっているので、ほぼ壊れることはないとのこと。蛇口を開けてホースを繋ぎ、3分程放置。溜まっていた水が抜けたところで給水ツールセットに入っている試験薬で塩素量を計り、飲用に適しているがチェックしてから利用します。

一方その頃、救援物資が到着。避難住民が一丸となって、バケツリレー方式で避難所に運び込みます。


こちらは展示コーナー。各家庭で支度しておくべき防災用品や非常食が並べられています。よく、水は1人1日3㍑と言われますが、夏場は5㍑は必要だとか。しかもこれは飲用や調理用で、生活水は含まれていません。以前は3日間分の備蓄を、と言われていましたが、今は1週間分が推奨だそうです。

100円ショップで売られている物も、防災用品として立派に役に立ちます。要は工夫次第ということです。

簡易式の手作りトイレ。長めのポンチョやカッパを使えば、女性も恥ずかしい思いをしないですむという豆知識も。

便器は植木鉢スタンドとバケツ、便座は段ボールを何層か重ね貼りして便座カバーをかけています。バケツの中には不透明な袋と簡易トイレ用凝固剤を入れます。それらは可燃ごみとして処分するそうです。

ボランティアセンターも避難所に開設されます。自分のできることを申告し、ニーズに合ったところに自分の名前を書いた付箋を貼り、傷害保険に入ります。例えば、小さな子供と遊ぶのが得意だとか、お年寄りと話すのが好きだとか、車イスを押せるとかでも、立派なボランティアになります。

保健所の保健師さんによる、怪我の応急手当の講習。三角布の使い方や、他人の血液から感染症にならないためにビニル袋を上手く使う方法の実演がありました。

消火器による模擬消火訓練。消火液ではなく今回は水が入っていました。高圧ですが、けっこう短時間しか噴射できないので、ターゲットに上手当たるようにしなければなりません。

こちらはバケツリレーでの消火訓練。バケツを渡すときは必ず「ハイッ!」と声を掛けて渡すのが鉄則。また、逆回りで回ってくることもあるので、右利き左利きに関係なくリレーできるように、とのアドバイス。

さあ、ここからは消防士や救急隊も登場です。災害現場に指揮本部を設営します。

そして救護やトリアージを行うテントを設営。エアボンベで一気に柱を立ち上げ、およそ2分半で設営完了。


損傷した車に閉じ込められた人を、スプレッターでこじ開けたドアから救出。ストレッチゃーでテントに運ばれます。


テント内では、保健師や救護医師による応急手当が行われる一方、トリアージにより救急搬送の優先順位を決めます。残念ながら零(黒色)の判定の人は、順次安置所に運ばれていくそうです。実際に阪神淡路大震災や東日本大震災で現地入りしたスタッフから、説明を受けました。

これが搬送されてきた人たちの容態一覧ボード。出産間近の設定の人もいます。

最も優先的に治療の必要がある患者が、救急車で南医療病院に運ばれていきました(という仮定)。

最後に消防団による放水訓練。女性の団員もいるんですね。会社勤めだと勧誘されてもなかなか入団できないんですよね。本当は他人任せではいけないんだけど…。

およそ2時間に亘る訓練も終わり、閉会式を行い解散となりました。直後に大粒の雨が降りだしました。

ちなみにこれ、名古屋市消防局に2台所属するウニモグの後方支援車。隊員の更衣や食事、休憩を担う車両です。エアクリーナーもルーフ付近まで延長され、渡河もできる頼もしい車両です。4駆好きのワタシにはいつまでも現役でいてほしい消防車両ですが、残念ながらディーゼル規制で年末で代替えになってしまうそうです。

今回、地元自治体の防災訓練を見に行ったのは初めてでした。自然災害が多発する昨今、まず自分の身は自分で守り、次に自助努力でお互いに助け合い、率先して自分のやれることを申し出て被害を最小限に食い止める、それが住民としての義務であり責務であると思いました。
また、普段はレジャーとして楽しんでいるキャンプも、非常時にはそのノウハウが活きてくるとつくづく感じました。
あってほしくないことではありますが、いずれ今回の経験が役に立つ日が来るでしょう。皆さんも一度、このような防災訓練に参加したり、見学をされてはいかがでしょうか?キャンパーなら必ず、有事の際に自身のやれること、役に立つことが見えてくると思います。
大災害に行政の助けはなかなか来ません。自分達で生き延びる術を考えておく必要がありますね。
2013年09月02日
9月のキャンプ予定

↑変なサイズの写真でごめんなさい。
9月は3連休が2回も、しかも連続週でありますね。
その中の前半、9月14〜16日の2泊3日で、またまた「聖地・北杜、白州、武川」で癒されようと思います。
場所は、意外に情報が少なく、謎に包まれている「尾白川リゾートオートキャンプ場」です。
道路に看板は出ていますが、細い道を下ったところにあり場内が見えない、あそこです。
写真は4年前の秋に、まだ白いエブリイ(後付けサンルーフ!)同キャンプ場に行った時のもの。
13時がイン開始ですが、かなり早く着いても入れてくれます。で、サイトは早い者勝ちで好きなところに入り、どこのサイトかを事後申告します。
百名水の尾白川沿いのサイトから埋まりますが、そうでない木立のサイトも広くて雰囲気があります。
しかも、仮に当日朝の天候が悪くてキャンセルしても、ペナルティーがないおおらかさ…。←でも無闇にドタキャンはいけません。
というわけで、今回もソロキャンプで身軽に行きます。
人恋しくなるかもしれないので、どなたかこのキャンプ場で過ごされる方があれば、どしどしアクアシルバーのキャンプサイトにお越しくださいませ。
2013年09月01日
MMF(三菱車ファンミーティング) エントリー完了
先日もブログアップしましたが、11月17日(日)に開催される三菱車オーナーの祭典「MMF in 岡崎」が開催されます。
http://mmfan.org/index1.html
今回が10回目のこのイベント、これまで三菱自工の岡崎、水島、京都を巡業し、今年は最後の開催ということで岡崎で行われます。
そもそも、当時不祥事続きだった三菱自工を、ユーザーやファンが元気づけようと始めた手作りのイベントです。
毎回、日本全国から数百台の新旧三菱車が集結します。その工場敷地に整然と車種毎に並べられる姿は圧巻です。
今日9月1日(日)午前0時から申し込み受付が始まりましたので、三菱車のユーザーの方は是非参加しましょう。
ワタシはつい先程(午前1時半頃)参加申込みしましたが、既に191番目のエントリーでした。
10月中旬までの参加受付ですが、規定台数(700台程度?)に達すると締切になりますので、お早めに申込みされることをお勧めします。
詳しくは上記リンク先をご覧ください。
http://mmfan.org/index1.html
今回が10回目のこのイベント、これまで三菱自工の岡崎、水島、京都を巡業し、今年は最後の開催ということで岡崎で行われます。
そもそも、当時不祥事続きだった三菱自工を、ユーザーやファンが元気づけようと始めた手作りのイベントです。
毎回、日本全国から数百台の新旧三菱車が集結します。その工場敷地に整然と車種毎に並べられる姿は圧巻です。
今日9月1日(日)午前0時から申し込み受付が始まりましたので、三菱車のユーザーの方は是非参加しましょう。
ワタシはつい先程(午前1時半頃)参加申込みしましたが、既に191番目のエントリーでした。
10月中旬までの参加受付ですが、規定台数(700台程度?)に達すると締切になりますので、お早めに申込みされることをお勧めします。
詳しくは上記リンク先をご覧ください。