車中泊の翌朝は6時に目覚めました。周りの人たちも起き出して身支度や朝食をとっています。
D:5のシートはフラットにしても凹凸が激しいので、あまり快適には眠れませんでした。これから工夫を凝らさねばなりません(スターワゴンがいちばん快適だったなぁ)。
NHK愛聴家の我が家は6時半からラジオ体操。娘は隣に止まっていた足立ナンバーの犬連れPキャンパーさんの犬としばし戯れていました。
コーヒーを淹れて朝食をとり7時半過ぎに 道の駅とよとみ を出発します。今日は娘の希望で富士五湖巡りです。
R358をデリカD:5は一気に駆け上がります。葛折れの山道も6速パドルシフトを駆使すれば、CVTの重量級ワンボックスらしからぬ走りを披露し、ちょっと満足。
遥かに八ヶ岳や南アルプスを望みながら登りきり精進湖へ。大きな富士山を間近に捉え、娘はご満悦。
ここから西湖、河口湖を経て山中湖へ。途中、頂上まで綺麗に見える富士山をバックに記念撮影。時間が早いせいか、激しい混雑もなく山中湖に到着。
ここで山中湖を一周してくれる、白鳥型の観光船に乗船。湖上は風が強いにもかかわらず、娘はずっと操舵室の後ろにあるデッキに。ペット連れのお客さんも目につきます。
下船して、ほうとうの小作で昼食。ここの豚肉ほうとうが大好物で、馬刺とともにいただきます。今日の馬刺は肉厚で霜降っていて、いつもより美味しく感じます。
車に戻り、富士五湖巡り最後の本栖湖に向かいます。途中で 道の駅なるさわ や氷穴などに寄りたかったのですが、R139が激しく渋滞していたので諦めて抜け道へ。遠回りでも時間の短縮になったはず。
本栖湖に着いたのは15時。千円札に描かれた富士山と同じ場所に立ち寄りますが、駐車帯が整備されていないの狭いで路肩に停めるしかなく不便です。
R300で一気に下り、道の駅下部でお土産や産直野菜を買い、昨日も立ち寄った武川へと急ぎます。この先の早川町にあるキャンプ場に、お世話になっているブロガーさんがみえるはずでしたが、先を急ぐのでお会いしたい気持ちを押さえて増穂から中部横断道、中央道へ進みます。
何故急いでいたのか、それは幻の米と言われる武川米を買って帰りたかったから。17時半で直売所が閉まるので急いでいました。
須玉から武川に入り、無事にお米を入手。袋に印刷された甲斐駒ヶ岳と清流の写真がいい感じ。
娘の希望で、昨秋のキャンプで行った 尾白の湯 で入浴することに。せっかくなので辺りのキャンプ場の様子を見て回りましたが、どこも賑わっていて羨ましい限りです。
まだうっすらと明るさの残る露天風呂で寛ぎ、ついでに夕飯も済ませて20時前に帰路に就きます。
また夏に来ようね、と娘と約束し小淵沢から中央道に上がり、一路名古屋へ。交通量は多いものの滞ることはなく、クルコンを95Km/hにセットして快調に走ります。
飯田付近までは頑張って起きていた娘も恵那山トンネルに差し掛かる頃には寝息をたてていたので、そのままノンストップで名古屋まで走り、自宅に到着したのは22時40分。初めての父娘だけの旅は幕を閉じました。
総走行距離は790Km、平均燃費は11.1Km/Lでした。
今回いちばん厄介だったのは娘の髪の毛。温泉を出てドライヤーで乾かすものの、その後どう束ねてよいかわからず。また朝はどうセットするか方法を聞いていたにもかかわらず上手くいかなくて、念のためにもってきた帽子で誤魔化すことに…。それ以外は特段困ったことはありませんでした。
第二子が生まれれば、さらにしばらくは家族みんなでのお出掛けができないので、また娘と二人で行く旅やキャンプの機会がありそうです。