2011年8月16日(3日目)
今朝も周囲の人が活動を始めた音で目覚めました。午前6時過ぎにテントを出ると、昨朝よりヒンヤリしています。
身支度を整えると じゅんじゅん も起きてきてラジオ体操を始めます。
朝の日差しを浴びた甲斐駒ヶ岳もクッキリと現れ、「むかわ」に来ていることを実感します。確か昨年も最終日の朝にやっと見えたんじゃなかったかしら。
朝食の支度は おじいちゃん と おばあちゃん にお任せし、ワタシはランタンなどの小物を少しずつ片付け始めます。
じゅんじゅん は相変わらず食欲不振。おばあちゃんが 不安や思い込みを解こうと少しキツめに言い聞かせます。ちょっと押し問答があったりしましたが、じゅんじゅん も気持ちがスッキリしたのか、少しずつ食べ始めます。
何とか完食し、そのまま撤収モードに。ワタシがいちばん苦手な食器類の整理はおばあちゃんに任せて、大物を解体していきます。天気がよいので夜露も飛び、乾燥撤収できました。
11時頃、D:5への積み込みも完了し、サイトの近いユウタロスさん、ヒロシッチさん、まっくんさんの順ににお別れの挨拶に行きます。皆さん、ほぼ同じタイミングで撤収完了です。
皆さんお世話になりました。またいつか、ご一緒しましょう。くれぐれもご自宅までご安全に!
我が家はチェックアウト後も、しばらく場内の大武川で川遊びを楽しみました。撤収でかいた汗も、冷たい川の水に一気にクールダウンしていきます。
13時過ぎ、また来年お世話になります、と管理人の小池さんにご挨拶をして フレンドパークむかわ を後にします。
おじいちゃんのクルマは むかわ に停めさせてもらい、みんなでD:5に乗って周辺を巡ります。
まずは、またまた 道の駅はくしゅう へ。まさかの3日連続 お米ジェラート です。さすがに家族に呆れられました。新鮮な野菜やネクタリンなどをお土産に買います。
次に向かったのは、牧原交差点近くにある 秋月和洋菓子店。このお店も むかわ に来たら外せません。武川48米プリン や 精進ヶ滝から採ってきたこだわりの よもぎのまんじゅう が美味しいのです。お店の人には顔を覚えてもらっているので、新製品やサブレなどのおまけをいただくこともしばしばあります。
車内で よもぎまんじゅう を食べながら 明野のひまわり畑 に向かいますが、昼ごはんがまだなので、先に韮崎のデニーズに立ち寄ります。
明野に着いたのは15時半。サンフラワーフェスティバルの会場は多くの人で賑わっています。ひまわり畑は満開で、花の色の違うひまわりでリボンの花絵が描かれていました。震災被災地の復興を祈る、黄色いリボンなのだそうです。
ひまわり畑越しの正面には、先ほどまでいた武川や白州の町が、逆光の中に見えます。
そういえば昨夏、じゅんじゅん はここで ひまわりアイス を食べて、お店の人がサービスのつもりでかけてくれたたくさんのひまわりの種粒に、余計なお世話だと言わんばかりに泣いていましたね。
次に立ち寄ったのは、すぐ近くにある 新井りんご園。毎年、お盆から出荷が始まったばかりの つがる を買って帰ります。お店でおばちゃんがサービスで搾ってくれるりんごジュースが、甘くて美味しいのです。
さて、ここから清里方面に向かいます。キャンプ道具+お土産+4人乗車のD:5は、さすがに辛そうに登坂車線を登っていきます。
途中で、明野産の甘いとうもろこしを買い、清泉寮に到着です。既に17時になろうかというのに、まだまだたくさんの人がいます。
行列に並んでソフトクリームを食べ、濃厚な八ヶ岳高原牛乳を飲み、お土産も買います。広場も涼しくなってきて、じゅんじゅん と飛んだり跳ねたりして遊んでも、汗をかかないぐらいです。
夕涼みのようにのんびりと過ごし、今回のキャンプのシメである 小作清里高原店 へ。いつもの通り、豚肉ほうとう と 麦飯 をいただきます。今までなら 馬刺 もオーダーしたのですが、昨今の生肉騒動以降、メニューから消えてしまったようです。
食べても食べても減らない ほうとう をやっと食べ終え、国道141号を南下。須玉から山を越えて フレンドパークむかわ におじいちゃんのクルマを取りに戻ります。
むかわ のキャンプ場は、今夜新たに立った数々のテントがランタンに照らされて賑やかでした。うしろ髪引かれる想いで名古屋への帰路に就きます。
冷たく清らかな大武川、じゅんじゅんと入った尾白の湯、3度も立ち寄り お米ジェラートを食べた道の駅が、ルームミラーの彼方に流れ去ります。小淵沢I.Cから中央道に上がると、間もなく山梨県から長野県に入る標識が現れます。
さようなら山梨県。また来年必ず戻って来ます!とても切なくなる瞬間です。
給油のために立ち寄った諏訪湖S.A。やっぱり湖の夜景を見ておこうとクルマを降りたところ、何と まっくんさん と再会!聞けば時間調整のために3時間も湖越しの花火を見ながら休憩されていたとのこと。お互いにご安全に、とお別れします。
スタバのコーヒーを飲みながら、諏訪湖の向こうに見える花火を見てしばし休憩。給油をして再出発します。
夜の伊那谷を、ワタシのD:5とおじいちゃんのフィールダーは連なって名古屋を目指します。じゅんじゅんは助手席で完全に寝入っています。
恵那峡S.Aで再度休憩。少し仮眠をとります。目覚めると小腹が空いていたので、スナックコーナーで飛騨牛コロッケを食べます。
名古屋に近づくに連れクルマの外気温計が上がり、熱帯夜の現実へと戻っていきます。
鳴海I.Cを出たのは日付も変わった午前1時すぎ。深夜割引で通行料金は半額の2700円です。
間もなくして、奥さんやりこりんの待つ自宅に到着。2011年夏のキャンプは幕を閉じました。
総走行距離は622Km、平均燃費は9.9Km/Lでした。
今回は、父娘キャンプ+4ファミリーキャンプ+祖父母キャンプと、だんだん人が増えていって賑やかで楽しいキャンプでした。
特に2日目の夜会は笑い転げました。
じゅんじゅん がもう少し元気で食欲もあればよかったのですが…。
一緒に遊んで下さった皆様、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
また来年も、ワタシは「フレンドパークむかわの16番」でお待ち申し上げております。
初日に差し入れをいただいた りおまるさん もありがとうございました。今度はお仕事中に会えるかな?
我が家の次回のキャンプは9月3連休に岐阜の 塔の岩オートキャンプ場 を予定しています。スケジュール的に、こ
れが今シーズンラストキャンプになりそうです。