我が家の今シーズン最後のキャンプの模様です。
当初、岐阜県の塔の岩オートキャンプ場へ、娘と初めての親子キャンプに出掛ける予定でしたが、奥さんも行けるようになったこと、予想以上に朝晩の気温が低くなったこと、リンゴ狩りも楽しみたいことから、長野県中川村の桑原オートキャンプ場へバンガローキャンプに行くことになりました。
初日は8時半に名古屋を出る時から小雨模様。中央道を走り飯田市内ので買い出し。本格的な雨降りの中、12時半にキャンプ場にチェックイン。
今夜は4人用バンガロー(4500円)泊の我が家と、オートサイト泊のファミリーの計2組だけとのこと。しかも管理人さんは夕方で帰ってしまい、明朝また来られるとのこと。山中の場内にいささかの不安を感じます。
まずはバンガロー内をキレイに。予想通り掃除が不行き届きなので、備え付けのほうきと持参したウェットシートで今夜の寝床を整えます。そして雨が止んだスキを狙ってバンガロー前にタープを設営。
再び雨が降り出したので、タープ内で鍋焼きうどんや焼きサンマで遅い昼食。その後、お絵描きやバームクーヘンづくりを楽しみます。
雨が小降りになった夕方、場内を散策に。山間いの広い場内に流れる四徳川沿いに点在するキャンプサイトには、村から委託されている管理人さんとお仲間、リピーターさんと一緒に造ったというツリーハウスやピザを焼く石釜、ドラム缶風呂、自分で沸かす露天風呂などがあり、散歩道の終点にはマス釣り場がありました。
夕食はタープ内でちゃんこ鍋。たっぷりの野菜類と肉、ブリあらを入れてハフハフと…。テーブルの下にも七輪コンロを置いていたので、けっこう暖まりました。
その後、トランプ遊びを覚えた娘の主導で神経衰弱や七並べを楽しみ、シャワーを浴びた後でバンガローに戻り、シュラフで眠りにつきました。
実は麓の温泉に行くつもりでしたが、うっかり酎ハイやワインを飲んでしまい、企画倒れに…。夜中は野性動物の遠吠え(主にシカやイノシシらしい)がよく聞こえました。
翌日は7時に目覚めるときれいな晴天。昨夜の雨が暖気を持ち込んだので冷え込みもなく、清々しい朝です。
朝食は茄子とトマトのミートソーススパ、コンビーフと玉ねぎのスパの2本立て、それにロールパンとコーヒー。朝からたっぷり食べるのが我が家流。
管理人さんのご好意で15時まで滞在OKとのことで、再び場内の山や川をゆっくりと散策。あまり見かけない種類のトンボやチョウ、キノコを観察したり、ドングリやクルミを拾って遊びました。
昼頃から撤収を開始。好天によりすっかりタープも乾きひと安心。13時すぎにキャンプ場をチェックアウト。
キャンプ場から小渋湖まで出ると、南アルプスがうっすら冠雪しているのが見えました。
次なる目的地の、松川市にある「りんごの森」に着いたのは14時。ここでのリンゴ狩りは食べ放題で600円のところ、地元のフリーペーパーに割引券が付いていたので300円に。しかも1杯ずつ豚汁とリンゴジュースもいただけます。お土産用にもぎ取ったリンゴは1Kg500円。気がつけば6Kgほど取ってしまい、ちょっと高いお土産に…。
その後は松川から中央道に入り、夕方には帰宅できる予定でしたが、何と恵那山トンネルを出た直後から土岐まで自然渋滞に巻き込まれ、帰り着いたのは20時となってしまいました。
2日間の走行距離は316Km、燃費は10.4Km/Lでした。
今回の桑原オートキャンプ場は、ちょっとだけ野趣のある、ファミリーで自然に触れるにはちょうどいいキャンプ場でした。サニタリーはこの時期としてはキレイでゴミも詳細に分別して回収してくれます。ただ、バンガローはもう少しキレイにして欲しいですね。今回はまだ蛾が多数いましたし、スズメバチの巣もありました(注意喚起柵あり)。夏は蚊が多いかもしれません。でも、安価で
名古屋からも近いので、1泊キャンプの時にはまた来てみたいと思いました(チェックインの案内時に貰ったクリアファイルを次回持参すると500円引)。