2013年06月30日
ソロキャンプ用テント検討中

今年も当然、例年通りキャンプに出かけるつもりで、お盆は予約受付開始と同時にいつもの「フレンドパークむかわ」を予約しました。
長女は次女との初めてのテント泊と清流での水遊びを想像して大喜びでした。ヒロシッチファミリーと花火ができると楽しみにしていました。
その数日後、ある事情がそれを木っ端微塵に砕いてしまいました。
この件に関して、浮かないブログ内容から事情を察し、ご心配や励ましをいただいた方々、本当にありがとうございました。
然るべき措置をとって、事態が好転するよう尽くしていますが、今後どんな展開になるかはわかりません。しかし私は「絆」という言葉を今は信じるしかありません。
そんな中、今シーズンのキャンプは不謹慎だと思い、アウトドア雑誌やキャンプ用品を扱うお店から自然と遠退いていました。皆さんのファミリーキャンプのレポにも、なかなかコメントできずにいました。
平日は仕事中に児童の登下校を目にするのも辛く、また休日はファミリーでごった返すショッピングモールやスーパーに近づくことすらできなくなっていました。
おかげで近頃は不必要な外出を控えるようになり、6月1ヶ月間のデリカの走行距離はたったの181Km。経済的といえばそうなのですが…。
そんな時、信頼していた1才年上の上司が7月から東京に転勤になってしまいました。この上司も家に帰れば小学生2児のパパで、キャンプやスキーにもよく出かけ、それをお互いに報告しあう仲でした。転勤に伴い府中に転居になったのですが、収納がないのでキャンプ道具は名古屋の実家に置いていく、つまりキャンプに行きたくても行けないことになってしまいました。
そんな上司とその家族を気の毒に思っていたら、フッと私の脳裏を掠めたものがありました。
私にはまだ、完全に失ったものは何ひとつない。キャンプだって、手元に道具があるんだし、この4ヶ月精神的に辛い思いをしてきたのだから、お盆の3日間を自分の大好きな場所で、ひとり贅沢に休息したって罰は当たらないよね。
ならば、せっかく予約も取れているのだから、例年通り フレンドパークむかわ に行こう!
そう決めました。結婚前はデリカ仲間や会社仲間とのキャンプ、結婚後は家族でのキャンプが当たり前になっていましたが、ひとりキャンプ(こういうのをソロキャンプというのですかね?)に出かけてみよう、と。クルマでひとりPキャン旅をしたことはありますが、ひとりテントは初めてです。
実は昨秋買ったばかりで未使用のドームテントとメッシュタープがあるのですが、さすがに大きくてひとりでの設営は難儀。それにひとりでそこに寝るのは、ぬいぐるみの「ぷーちん」を連れていっても寂しすぎます。
そこで、ボーナスが出たら1〜2人用のテントを買おうと思い、スポーツ用品量販店を巡ってみました。
ひとりで10分程度で設営できて、耐水圧1000mm以上、軽量コンパクトであり、雨天時には昨シーズンまで使っていたヘキサタープの下に設営することができること、予算5千円程度が条件。
今までの私の傾向からいくと、サウスフィールドのシリーズが順当なのですが、展開した状態の展示品がありませんでした。
他のアルペン系店舗や、サウスフィールドへの拘りを解いてヒマラヤにも行きましたが、なかなかこのサイズのテントのディスプレイってないんですね。
カタログやネットで写真は見れますが、実際の展開状態を見て触りたいのです。どこか見れるところはないかなぁ…。
ワンタッチで設営できる便利なテントもあるようですが、実際の展開性や撤収性、耐久性はどうなんでしょうね?
いずれにしても、ファミリーで賑わうキャンプ場にソロで出かけるというのは、今の私にとっては相当な勇気と覚悟がいることです。もしかしたら昨年までを思い出して涙するかもしれません。
でも私は行きます。私と娘たちの大好きな場所。空気。景色。山。川。
食事はひとりだもの、レトルトのカレーやラーメンだっていいじゃない!
いつか、この聖地を独り占めしてキャンプした、ということを妻や娘たちに思い出として伝えることができる日が来ると信じています。