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Posted by naturum at

2014年08月21日

フレンドパークむかわでキャンプ8th(2014.8.14~16)

今年のお盆休みも、山梨県北杜市にある フレンドパークむかわキャンプ場 に行ってきました。2007年以来、8年連続の利用です。

2014年8月14日(木) 1日目

台風は去ったものの、ずっと鬱陶しい天気が続いています。

6時04分に自宅を出発。高速料金の休日割引対象外の日なので一般道を走り、中津川から中央道に上がります。

ノンストップで諏訪湖S.Aに到着。ここまでずっと心折れそうな雨模様です。



今回、初めてのキャンプ体験をする従兄家族と合流。諏訪の DELICIA で買い出しをして現地に向かいます。

直前の 道の駅はくしゅう と日本一ブログに登場するスーパー エブリー で最後の買い出し。この夏も大盛況です。





今年は 南アルプス天然水のかき氷 ができていて、長蛇の列。かなり人気で近々テレビで紹介されるとか。

ワタシはそれより お米ジェラート の復活を希望します。



13時、フレンドパークむかわ に到着。今年もお世話になります!雨、降ってないし!!







近年に気に入っている、オートの16番サイトにチェックイン。水道が付いていない分ちょっぴり安くて、サイトが正方形でテント設営部が小高くなっているので、レイアウトを深く考えずに設営できます。



従兄家族には旧来の6人用ドームテントをお貸しし、ワタシは2人用ツーリングテントを使いました。

ちょうど設営の最終局面に入ったところで、ここ数年お盆をご一緒している ヒロシッチさん が到着。ご挨拶をいただきました。

気忙しく設営をし、吹き出る汗が収まった頃にはもう夕方。

夕食は、ちびパンで焼いたビーフステーキ。豪州産ですけど…。



みんな喜んでくれました。

食後は ヒロシッチさん ご一家と、小雨の降る中で恒例の手持ち花火大会。いや煙幕大会。



遠くに むかわふるさと祭り の打ち上げ花火が聞こえます。

子供が寝静まった頃、毎年恒例の「大人の夜会」をしようと飲み物とおつまみを持って ヒロシッチ さんのサイトを訪れたところ、まさかの閉店…。訳あって真夏の朝からステップワゴンのタイヤをスタッドレスに交換したそうなので、疲れていたんでしょうね~。

こうして、1日目は暮れていきました。


2014年8月15日(金) 2日目


おはようございます。5時40分に起きました。

細かい雨が時々パラパラ降っています。朝の場内の様子。







朝食はこんな感じで。



従兄とそのご子息は、大武川に川遊びに行ってしまったので、ワタシは従兄の奥方とタープの下で延々と近況報告や雑談会…。

時々晴れ間は覗くものの、基本曇りっぱなし。



いつもは青空に映える大武川も、終始こんな感じ。





それでも従兄とそのご子息は、小魚をたくさん捕まえてきました。



昼食はそうめん。でも茹で方を失敗したらしく、博多豚骨ラーメンのようなバリかた麺になってしまいました。

午後からもキャンプ場でまったり。従兄のご子息が、何と天然記念物のオオムラサキを捕獲してしまいました。あとで放しましたけどね。



場内で行われた パタパタ鳥工作 にも参加し、その出来映えに満足そうな従兄のご子息。



夕方になり、従兄家族は家路に就きました。従って、ここからはソロキャンプです。

その頃、一瞬だけ甲斐駒ヶ岳が見えました。



その後、明野のハイジの村 から帰ってきたヒロシッチさん一家と大武川でしばし川遊び。



夕方だし、日差しもなく薄ら寒いので川から早々に引き上げ、足りないものを買い出しに出ました。

夕食は、ヒロシッチさんのサイトにお邪魔して、一緒にグツグツパーティー。



ハイ、レトルト食品をグツグツするのがこのパーティーの由来です。

蚊取り線香ではありません。



こうして雨が降ったり止んだりする中、そのまま大人の夜会に遷り、23時頃お開きとなりました。


2014年8月16日(土) 3日目


夜半過ぎから本格的な雨降りとなりました。テント内ではケッコウな雨音でしたが睡魔の方が勝ってしまい、まぁ何とかなるだろうとそのまま睡眠続行。

朝6時に起きると雨は止んでいました。



ん~、乾燥撤収は難しそうだなぁ…。



結局3日間とも甲斐駒ヶ岳はスッキリと現れることなく…。





雨で大武川も増水し、濁っていました。



もうすぐ秋だと知らせる月見草。



パンとアイスティーとヨーグルトで手早く朝食を済ませ、撤収開始。

奇跡的に天気が回復し、太陽が出てきました。おかげでテントもタープも乾きました。ゆっくりと片づけていてよかった!

シャワーを浴びてさっぱりし、ヒロシッチさん一家とお別れ。また来年の夏もここに集いましょう。

11時過ぎにチェックアウトし、北杜市内ドライブスタートです。



まずは 道の駅はくしゅう に寄って、お土産に 明野産とうもろこし を購入。相変わらず大変な混みようでした。

で、秋キャンプの予約をしようと立ち寄った、尾白川リゾートキャンプ場。



繁忙期で忙しいにも拘わらず、しかも今日はお客でもないのに歓待を受けました。相変わらず気さくなオーナー夫婦と野生児な息子さんです。



ワタシが「あまちゃん」にハマっていることをご存じの奥さんから、「あま絵ハガキ」のプレゼントをいただきました。



では、武川・白州地区を後にしましょう。また9月に来ま~す!



例年通り、明野の 新井りんご園 で初ものの つがるりんご を買い、ひまわり畑に到着。

残念ながら先日の台風でひまわりは倒れてしまっており…



地元の小学生が蒔いた 四つ葉のクローバー の花文字もかわいそうなことに…



まあ、それでも無事だったひまわりたちを見ながら ひまわりソフト を食べました。





近くにはヨーゼフが里帰りしてしまった ハイジの村。



クララ館 と ペーター館。





さてさてその後、高原野菜と果物を手に入れようと野辺山を目指して走っていましたが…。

豪雨に遭遇。しかも激しい雷鳴つき。



国道141号線が冠水し始め、色々なものが流れてきたので清里を越えたところで運転打ち切り。とりあえず桃だけは買いました。

しばらくして雨が収まってきたので、まきば公園へ。



色々な思い出が甦る…。





15時すぎ、小作で遅い昼食。豚肉ほうとう。



夕方、甲府の親戚宅に立ち寄ってから帰路に就こうと須玉まで南下してきたのですが、中央道は事故で渋滞中、一般道は韮崎の花火大会でちっとも動かず…。

甲府ゆきは断念して、もう一度夕暮れの武川を経由して帰路に就きました。

甲斐駒大橋にて。



そこから見た 大武川 と フレンドパークむかわキャンプ場。



ホントに最後の最後まで夏らしい空は拝めませんでした。



国道20号線で、諏訪に向かいます。あちこちの民家の玄関先で、お盆の送り火を焚いていました。



諏訪から中央道に上がり、小黒川P.Aで夕食。いつもの安くて美味しい ソースかつ丼 です。



阿智P.Aでしばらく仮眠した後は一気に名古屋まで走り、23時50分に帰着。総走行距は629km、平均燃費は12.2Km/Lでした。

恒例、今回のお土産コーナー。



明野産のとうもろこし 明野産のりんご 笛吹の桃 何故かエブリーで売っていた かもめの玉子。

今回のキャンプは、随分と消化不良に終ってしまいました。やっぱり暑くても、夏らしい青空の下でキャンプをしたいものです。  


Posted by アクアシルバー at 22:31キャンプ日記

2013年10月21日

尾白川リゾートでソロキャンプ 2th (2013.10.12~14)

今シーズン3回目のソロキャンプ、そしてキャンプ納めということで、先月の連休と同じく「尾白川リゾートオートキャンプ場」に出かけてきました。

前回は台風の襲来により1日早く切り上げ。そのリベンジといったところでしょうか。



1日目(2013.10.12)

天気は上々。でも秋とは思えぬ暑さ。荷物を積み込み7時半頃自宅を出発。この写真、3列目シートは3ノッチ前方にスライドしていますが畳んではいません。



今回もぬいぐるみの「ぷーちん」たちと共に…(じぇじぇ!このオッさん怪しい~と思った方はスルーしてね!)



中央自動車道を順調に走り、いつものように諏訪I.Cでチェックアウト。茅野の「デリシア」で食材を調達して、甲州街道を南下。先日のブログで紹介した「コーヒーショップケルン」で、白州ブレンドのコーヒーを調達。



そしてお決まりの「道の駅はくしゅう」。相変わらずスゴい人出です。今回は湧水を汲んでいる人が相当数いました。



尾白川リゾートオートキャンプ場には11時半頃到着。管理人さん婦人と2歳のケンタローくんの歓待を受けます。

例によって好きなサイトをチョイスするのですが、眺めのいい川沿いサイトを外して、奥まった木立の中にあるいつもの20番サイトに決めて、さっさと設営。今回は天気の不安はないのでタープは東側を片上げ、ツーリングドームテントもタープに出入口を接続する形でレイアウト。通路に平行にデリカを止めるので、他のサイトからの視線は一切ありません。



時期が時期なので、ハロウィン飾りを少々…。





こちらがケルンコーヒーで調達した「白州ブレンド」のコーヒー。まろやかとほろにががあり、いずれも5パックずつ入っています。ハロウィンのオーナメントがカワイイ。



昼ご飯は手早く「S&B納得のカレー」とレトルトごはんで済ませます。



キャンプ場の脇を流れる尾白川に足だけ浸してきました。思ったより冷たくはないのですが、先月の台風で、上流から土砂が流れてきて見た目は浅くなっています。これは、尾白川だけでなく近隣の大武川や石空川も同じ傾向でしたね。中州だと思って足を踏み込むと、土砂が柔らかいので膝下まで埋まり、抜けなくなってドキッとします。土砂とはいっても、南アルプス北側の川特有の、海のような白砂なので、水はとても澄んでいます。







夕方、温泉に行く途中で周辺をドライブ。篠沢大滝やビッグランド、フレンドパークむかわの各キャンプ場は5~6割のお客さんの入りです。

いつもの田んぼからは明野方面の丘陵地が見えます。



そして一番好きな風景である、武川の高台からの八ヶ岳連邦。両肩の裾まで美しく一望できます。



そして、むかわの湯に到着。先月同様、檜風呂は故障中…。お湯の水圧も低く、今日はハズレ。でも、発見したことがひとつ。室内大浴槽のコーナー部に座ると、ここからだけ甲斐駒か見えるんです。長年通っていて大発見!いつも暗くなってから来るからねぇ。



で、むかわの湯を出て右手を仰ぐと、ドドーンと富士山が!超感動です。



武川米の郷の工場の向こうに、夕暮れの甲斐駒が浮かび上がります。



キャンプ場に戻る途中、いつも気になっていつつ撮影したことのなかった、河川雨量情報板をやっと撮影。LEDだから難しいです。「ようこそ武川へ」が泣けます。



そして今回、携帯で撮影した写真で一番お気に入りの、夕暮れの甲斐駒ヶ岳とデリカの「○○にこだわる」ステッカー。



キャンプ場に戻るともう薄暗くて急いで照明の支度。ハロウィンにちなんでカボチャのランタンも卓上に。このキャンプ場、合計5組ほどのキャンパーしかいませんでしたが、そのうちの1組が先月の台風キャンプでご一緒した方でした。やっぱりリベンジにいらしたそうです。



夕食は、ちびパンで作るビーフカットステーキ。今回は「宮のたれ」仕立てです。先月と同じではないですよ~。



その後、管理棟で管理人さん一家と焚き火を囲みながら飲み物で乾杯。管理人さん夫婦、ワインを飲むピッチが早い早い!あまちゃんの話や、管理人さんの若き日の話を色々と聞かせてもらいました。

昼間とはうって変わり、冷えてきたので23時過ぎにテントに戻りました。

2日目(2013.10.13)

朝はこの秋一番の冷え込みでした。温度計は7.5℃です。テント内が寒くて、Tシャツ+パーカー+ジャージ+ジャージという出で立ち…。



でも日か差してくると急に暖かくなってきます。

場内から見える甲斐駒ヶ岳。



顔を洗いに行ったついでに、ジャージとクロックスのまんま付近の散歩に。尾白の森やべるが方面を散歩し、山をパチリ。甲斐駒はここからだとだいぶ隠れてしまうのね。



白州中学校付近から見た八ヶ岳連邦。



サイトに戻ってテーブル越しにデリカを鑑賞しながら朝食の準備。



朝食はこんな感じ。エブリーで買ったいつものシュガートーストは外せません。白州ブレンドのほろにがを淹れてみましたが、飲みやすくて香りもなかなかです。



昨日、焚き火に放置したままだった焼きりんご。はちみつと溶かしバターでいただきます。



隣はフリー区画の草原サイト。朝日が当たって気持ち良さそうです。こんなの見ると、ああ子供たちときたいなぁ~と涙目になってしまいます。



場内に生えていた山椒。付近には天然の山椒がたくさん生えているんだって。



我が20番サイトを後方から見てみましょう。バックヤードがいささか雑然としてるかも…。





昼間では場内でゆったりまったりしてすごしました。日なたでチェアに座っていると、ついウトウト。これって贅沢でしょうか?

その後、また各キャンプ場の見回りをしつつエブリーに食材の買い出し。相変わらず天然水を汲みに来ているお客さんが列を成しています。

昼は簡単に鍋焼きうどんならぬ味噌煮込み。



午後はまた管理人さんとコーヒーをいただきながら談笑。すると、以前一緒の職場に勤務していて今は塩尻で暮らす先輩が、サプライズで陣中見舞いに。しばし、懐古話や近況報告で語り合い、夕方帰っていきました。

で、今夜は優待券もあるので尾白の湯へ。べるがから見た八ヶ岳も最高!



しかし、靴箱のスペースもないぐらい混雑ぶりに断念。仕方なく昨日と同じむかわの湯へ移動。



今日は白州や武川の祭りや運動会で、じもぴーのご老人で満員。さっさと引き上げてきました。

夜は管理人さんに招待されて、管理人さん一家と一緒に牛肉の赤ワイン煮を主体とした夕食をいただきました。これは美味しくいただきましたよ。



その後、変わった味のお茶をいろいろいただいて、寒さ対策万全に22時頃就寝しました。

3日目(2013.10.14)

朝の気温は昨日より高く、寒さは感じません。まぁ、体も慣れたんでしょうね。



でも焚き火で暖をとります。♪来ーてよその火を飛び越えて~♪



朝食はこんな感じ。特性オムレツはふわふわで大成功!白州ブレンドまろやかは、コーヒー苦手な人向きなのか、ちょっと薄くて…。



グループやファミリーキャンパーが一致協力して撤収する中、私は一人で片付けているので最後になってしまいました。なんだか残され感バリバリです。

撤収後に、サイトと木立とともに記念撮影。果たしてこれが来年の年賀状を飾るか?!



管理人さん一家にお別れの挨拶をし、頼んであった武川農林48米の新米を積み込み出発。またまたキャンプ場巡りをして、今日は牧原にある御菓子処秋月さんへ立ち寄り。いつもの「むかわよんぱち米プリン」と「精進ヶ滝のよもぎまんじゅう」をお土産にお買い上げです。

今日の甲斐駒ヶ岳は雲に隠れてしまい、お見送りなしでした。



道の駅はくしゅうとエブリーに買い物に寄ったあと、その裏手にある白須若宮神社に参拝。ここは、キャンプ場の奥さんから教えてもらいました。古くに落雷に遭いつつも今日まで行き永らえている大木もあります。







甲州街道を北上して帰路に就きます。諏訪からはR152で杖突峠経由で高遠に抜けます。もう何年ぶりに走るでしょうか。杖突峠からの諏訪や茅野の市街地、諏訪湖、車山、蓼科山、八ヶ岳が一望できました。









高遠から伊那へ、さらに権兵衛トンネルを抜けて木曽谷に出ます。紅葉はまだまだですなぁ。

上松の寝覚の床付近にある、幼少期から行きつけの中村屋という食堂で、少し遅い昼食として五平餅定食をいただきます。このクルミ味噌のたれが絶品!





その後は中津川までR19を快調に飛ばしますが、中津川からは中央自動車道も40キロ近い渋滞。R19も滞っていたので、R257~R363~R419と走り豊田へ抜けました。そして豊田藤岡I.Cから東海環状道、伊勢湾岸道で豊明I.Cでアウトし、自宅まではあと僅か。鶴亀堂の濃厚豚骨ラーメンで夕飯を済ませます。


そして自宅に帰着したのが20時頃。総走行距離は582.5Km。平均燃費は9.9Km/Lでした。



そして恒例、自分土産コーナー。
むかわよんぱち米プリン、草まんじゅう、エムワンのアップルパイ、紅玉リンゴ、そして幻の米といわれる武川農林48号米。



このお米は、市販の冷やした南アルプスの天然水を使って炊くと、ものすごく甘くて美味しいご飯になります。



そして途中の道の駅で買った、そばの花束。普通はそばの花といえば白ですよね。それが赤いそばの花なんです。



こうして、2013年シーズンのキャンプは無事終了しました。来シーズンこそは、また子供たちと行けることを願っています。

と、富士山はもとより、御岳山や白馬八方で積雪があったとの報が入りました。いよいよスキーシーズンも秒読みになりました。今年こそはら久しぶりに白馬方面に滑りに行きたいものです。

間もなく、愛機1号デリカD:5は冬仕様の装いにチェンジいたします。  


Posted by アクアシルバー at 21:04キャンプ日記

2013年09月19日

尾白川リゾートでソロキャンプ(2013.9.14~15)

9月14日~15日、山梨県北杜市白州町にある「尾白川リゾートオートキャンプ場」へソロキャンプに出かけてきました。

本来はせっかくの3連休をフルに聖地で過ごしたかったのですが、近づく台風18号に屈し、1泊2日となってしまいました。



9月14日(土) 1日目

午前6時20分、自宅を出発。鳴海I.Cから名二環、東名、中央道を走り諏訪I.Cで下ります。



茅野市のデリシアで食材を調達。最近はここで買い物してから聖地入りするようになりました。とても豊富な品揃え。DELICIAの看板とDELICAのツーショット。パッと見、デリカに見えません?



セカンドシートには寂しいソロキャンプに、ぷーちん、ミッフィー、ファミリコ兄弟がお伴してくれました。

(事情のわからない方や、怪しい中年と思われた方はスルーしてね!)



甲州街道を走り、いつもの道の駅はくしゅうに到着。白州産のとうもろこしを買います。お盆同様、混雑していますが台風予報のせいかキャンパーは見当たらず…。



隣の食鮮館エブリでは、何故かマグロの解体ショーが…。



道の駅から3分ほどで、尾白川リゾートオートキャンプ場の入口に到着。よく、「看板はあるけどキャンプ場がないよね」という話が出ますが…。





この急な坂道を下るとキャンプ場が現れます。



これが管理棟。何だか懐かしさを感じる造り。ここで受付をします。本来13時がインなのですが、10時ぐらいから随時OKというおおらかさ。ソロだと伝えると、通常1泊5千円のオートサイトなのに、ライダーサイトのお値段にしてくださいました。

ニラの花が生けてあったのですが、ニラ臭いので管理人さんが引っ込めてしまい、爆笑。



管理棟横にシャワー室がありますが、すぐそばにある尾白の湯に割引券を持って入浴に行くキャンパーが多いみたい。



炊事場をぐるりと囲むように通路があり、その両側に30ぐらいのサイトがあります。早い者勝ちで好きなサイトを選べますが、人気ははやり尾白川の見えるサイト。でも大きなクルマにはちょっと狭いかも。

木製の電柱に蛍光灯の照明、トイレも懐かしい感じの建物の和式ですが、清掃は行き届いていて不快感なし。



ワタシは4年前に来た時と同じ、一番奥にある20番をチョイス。雨が降ることを考え、ヘキサタープの下にツーリングドームテントを設営。同じくタープ下にダイニングテーブルと調理用テーブル、チェアを並べます。





長旅で、ぷーちんたちもお疲れの様子。

(事情のよくわからない方や、怪しいオジサンと思われた方はスルーしてね!)



11時半頃から設営し、小1時間で完了。気温は高くないのですが、台風前の蒸し暑さで汗だくです。

着替えてサッパリしてからお昼ごはんを作ります。ちびパンで名古屋流にコンビーフの鉄板スパゲティー。そして道の駅で買ったとうもろこし。茹でたては甘くて美味しい!





キャンプ場のすぐ脇を流れる、日本百名水のひとつである尾白川。晴れていれば白砂と相まってキラキラしているのですが…。体長10cmぐらいの魚がたくさん泳いでいます。











水の透明度はこんな感じ。水に浸かるならここ、水に流れて遊ぶならフレンドパークむかわ、かな。



場内には小さな花が咲いていたり、小さな栗が落ちていたりで何となく秋を感じます。





夕方、クルマで付近のキャンプ場をあちこち覗きながら、むかわの湯へ。どのキャンプ場も意外に8割方埋まっていました。

夕ごはんは、ちびパンで牛肉のカットステーキ。和風のステーキ醤油と、かいわれ大根、おろしにんにくで美味しくいただきます。



洗い物を終えて、ノンアルコール飲料(相変わらず願掛け禁酒中)とチーズやポテチをおつまみに寛ぎます。このような広報紙まで手に入れ、気分は北杜・白州・武川のマイスター。

川沿いサイトのグルキャンパーの賑やかな声も22時には鎮静化。以前から言われているし、実際に4年前も思ったのですが、このキャンプ場はホームページもなく、登山や渓谷ハイキングのベースとなっていたり、リピーターが多いことから、マナーの良いキャンパーばかりです。昔は当たり前だった炊事場での知らないキャンパー同士の挨拶も、ここでは生きています。



静かになったら、急に眠たくなってきました。
まだ22時を回ったばかりですが、もうシュラフに入ります。あ、焚き火するのを忘れたよ。

9月15日(日) 2日目

夜半からポツポツと降りだした雨。6時頃目覚めると本降りになってきました。全ての道具たちをタープ下に格納しておいたので、被害はなし。



雨の場内。これはこれで落ち着ける雰囲気です。1日中タープの下で、書き物をしたり本を読むのもいいかも。





朝ごはんもちびパンでベーコンエッグ。例によって、エブリで買ってきたシュガーマーガリントーストとともに。



朝食を食べているうちに、雨はだんだん激しくなり、尾白川も濁り始めました。スマホで天気の情報を取り寄せると、台風18号は四国沖から東海地方を目がけて進路を取り始めた様子。



こりゃ今日は良くても、深夜から明日は大荒れになるのは避けられない感じ。他のキャンパーも炊事場で聞いてみると、1泊で切り上げて撤収する様子。残念ですが、安全には代えられないので、ワタシも撤収を開始します。

水捌けの良いサイトですが、さすがにこの大雨では浸透が追いつかなく、水溜まりができ始めます。何とかうまいこと片づけて荷物を積み込む頃には、クルマに乗り込むのが憚られるぐらいにビショビショのドロドロに…。まぁ、ジャージにクロックスだから全然気にならないけど。

管理棟にゴミ捨てに行くと、ちょうど最後のキャンパーが帰るところでした。管理人さんと一緒に見送ったあと、何と2時間ぐらい立ち話に…。

ワタシのこと、管理人さん家族のこと、北杜・白州・武川のこと、周辺のキャンプ場のこと、むかわ米農林48号のこと、今まで来訪した珍キャンパーのこと、そして管理人さんが欲しくてたまらないというデリカD:5のこと…。

尽きない長話をしている間にいつしか雨も上がり、青空さえ覗き始めました。これなら乾燥撤収もできたのに…。グチャグチャのジャージすらほぼ乾いてきました。

また10月の3連休にお世話になる約束をし、尾白川オートキャンプ場をあとにします。管理人さん一家は見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。

とりあえず尾白の湯でサッパリしましょう。ここの露天風呂は広くて気持ちがいい!



隣接する噴水広場では、べるが秋祭りが行われていました。せっかくなのに、悪天候でお客さんの入りはイマイチ。明日はFM富士がここから5時間生放送するそうですが、台風中継にならなきゃいいけど…(後日談:台風で中止されたらしい)。





クルマに戻り、白州や武川の秋の風景を撮影。

そばの花が一面に咲く畑。



黄金色の田んぼ越しに見える、日が差している明野の丘陵。



そして、ワタシがこの地域で一番好きな風景。幸燈神社から県道に下る、山高の坂からみた田園風景。つい1ヶ月前は緑色の風景だったのに、今は黄色の風景に変わりました。



周辺のキャンプ場も巡ってみましたが、どこもキャンパーは台風に備えて殆んど帰った様子。篠沢大滝はバンガローに1組、ビッグランドはテントキャンパーが1組。

最後に毎年お盆にお世話になるフレンドパークむかわに立ち寄ると、4組のテントキャンパーが残っていました。管理人の小池さんもこれには苦笑い。しばらく雑談し、普段は聞けないこぼれ話や小池さんのボヤキなど、面白い話をたっぷり聞いて、おまけに自家製の栗をお土産にいただいてしまいました。

もう16時を過ぎていますが、韮崎から明野エリアに足を運んでみます。

途中、お盆にも通りかかって気になっていた、銀河展望台に立ち寄ります。夕暮れの南アルプスを背に走る中央本線の列車の明かりが、銀河鉄道に見えるのが由来の展望台のようです。







さらにクルマを進めて、明野エリアに到着。夏はあんなに賑わっていたのに、今日は閑散としています。

1ヶ月前はこんなに咲いていたひまわりの畑も…



今ではすっかり鋤き込まれてこんな姿に…。また来年の夏、黄色い絨毯を見せてください。





その代わり、道端にはコスモスの花が続いています。今回のキャンプでは、甲斐駒ヶ岳は厚い雲の中から現れることはありませんでした。



で、最終目的地である、小作清里店へ。やっぱり山梨の締めは豚肉ほうとうです。





じぇじぇじぇ!美味しくない!!麺が茹ですぎでコシがなく、カボチャも甘くないし味噌も薄い…。長年通っていて、こんなハズレほうとうに出くわしたのは初めてでがっかりです。作り直しのクレームを言う気力もなく、不完食で終了…。

その後、美しの森まで上がり八ヶ岳高原道路で小淵沢へ。途中でシカの親子が車道に飛び出してきてビックリ!

小淵沢から甲州街道で諏訪へ。給油してから中央道に上がったのが19時半。所どころ雨に見舞われながらも順調に90Km/h巡航を続け、21時50分に無事自宅に到着。直後から激しい雨が降りだし、風も強まってきました。

今回の総走行距離は552km。平均燃費はルーフラックの積み荷の空気抵抗もあり、9.9km/Lと、目標の11km/Lを下回ってしまいました。常時エアコンONでしたし、雨によるスリップロスもあるので仕方ないですね。



こうして、1泊2日の短縮版になってしまった聖地へのソロキャンプは幕を下ろしました。



10月の3連休は、今回と同じ尾白川オートキャンプ場へソロでリベンジキャンプの予定です。今度こそは晴れて気持ちのいいキャンプになることを祈ります。そしてそれが多分、今シーズン最後のキャンプになるでしょう。

キャンプが終わったら次はスキーシーズンの準備です。  


Posted by アクアシルバー at 00:24キャンプ日記

2013年09月15日

雨降りの聖地

夜半から雨が降りだした尾白川リゾートオートキャンプ場。

朝食を食べているうちにも、雨足が激しくなってきました。

台風も近づいてきているし、残念ですが1泊で切り上げて撤収します。

昨夜のうちに、タープの下に道具たちを移動しておいたので、さながら難民キャンプのような…。

隣の隣に小型テントしかないアベックがみえるのですが、動きようがなくて途方に暮れている感じです。大丈夫、かな?
  


Posted by アクアシルバー at 08:17キャンプ日記

2013年08月26日

フレンドパークむかわでキャンプ7th(2013.8.13~15)

今年のお盆キャンプも、恒例の「フレンドパークむかわオートキャンプ場」に行ってきました。2007年以来7年連続。やはり夏は「聖地・北杜市」の山と川で癒されたいと思います。

2013.8.13



受付では管理人の小池さんと「久しぶり!」とご挨拶。今回は家族ではなくワタシひとりでのソロキャンプと伝えると、何故かたいそう気の毒に感じたらしく、サイト料金もゴミ処理料金もお安くして下さいました。

キャンプ中も、場内の見回りで忙しいのにわざわざワタシのサイトに立ち寄って、ご配慮をいただきました。そんなに心配しなくても大丈夫ですよ~。

ちょっと早めの12時半頃チェックインし、設営開始。いつもの16番サイトなのでレイアウトもお手のもの。今回はデリカD:5ではなく、愛機2号のエブリイワゴンなので、ルーフラックからの積み降ろしも楽チンです。



いつもの15シーズン目の「campman」のヘキサタープと、今回のソロキャンプのために買った「サウスフィールド」の2~3人用ツーリングドームテントの組み合わせですので、30分程度で設営完了。タープのポールにひまわりの麦わら帽子が我が家の目印です。

お腹が空いたので、諏訪の「デリシア」で買ってきたミニソースかつ丼でお昼ごはん。



その後、予約開始初日に同時に5番サイトを予約したヒロシッチさんと、6番サイトのやすまおさんとご挨拶。ヒロシッチさんとは4年連続、やすまおさんとはお初のキャンプ。これから2泊3日を共にお世話になります。

場内の大武川の様子を見に行きましたが、少雨のためかかなり減水していました。

確かに日差しが強くて暑いのですが、名古屋に比べれば湿度も低く、タープの下では快適。とは言え、温度計は…。夕方近くまでタープの下でノンアルコールビール(願掛け禁酒中!)を飲みながら雑誌を見て寛ぎます。





ちなみに、これが初張りのテント。2人なら楽に寝れそうですが、反対側に通気窓がないので、夜は暑いかも…。



少し早いけど夕食のカレーライスとツナサラダ。ソロなので、S&B納得のカレーとサトウのレトルトご飯。サラダの野菜は5種のカット野菜。便利で楽で以外に美味しくて満足。



来る途中、道の駅はくしゅうで買った、明野産のトウモロコシ。茹でたてホクホクで甘あまです。




その後、ヒロシッチさんのサイトでもんじゃ焼をごちそうになりながら暫し歓談し、むかわの湯へ。家ではシャワー生活なので久しぶりの湯船と露天風呂です。もちろん、風呂上がりはコーヒー牛乳。

キャンプ場に戻り、夜更けまでヒロシッチさんのサイトでやすまおさんと一緒に焚き火を囲んで歓談。ヒロシッチさんが出航されたところでいつも通りお開きです。

2013.8.14

二日目朝。この時期の甲斐駒ヶ岳は少し寝坊すると、雲がかかって眺めることができません。





朝食はベーコンエッグとサラダとヨーグルト。お気に入りのパスコの絵日記サンドロールも名古屋から持ってきました。微妙なタイミングでヒロシッチ奥さまが何かの用事でみえたので、ベーコンエッグが焦げてしまいました。



今日も朝から暑いです。早速、大武川の様子を見に行きます。相変わらず水量が少ないものの、南アルプス天然水が惜しげもなく流れています。早速、みんなで水着に着替えて川遊び開始!











川遊び写真館。ヒロシッチさんとやすまおさんから写真を拝借!

まず最初に川に寝ころんだのはヒロシッチさん。



川の中に行き倒れになったのはやすまおさん。



ワタシは堰でひたすら美味しい大武川の天然水を味わっております。堰を落ちる水は空気が入っていて、なめならか軟水。美味しいのです。

お父ちゃん3人による大武川扇。



お父ちゃん3人と娘衆3人による大武川ピラミッド。川底の石で膝がいたいのぉ~。



果たして奥様方や他の親子連れはこの光景をどう見ていたのだろう…。

暑いとは言っても、川の畔にはススキとハギと月見草が生え、秋の始まりを告げています。



しかしサイトに戻ると灼熱地獄…。打ち水をしているサイトもチラホラ。



昼食はコンビーフパスタと茹でトウモロコシとフルーツゼリー。



午後からはひとりでエブリイを駆って、武川、白州地区をドライブ。遠く明野の山をバックに田園を撮影。



篠沢大滝、ビックランド、チロルのキャンプ場を観察しながら、精進ヶ滝を目指します。途中、道端に滝の案内が立っていたので、よく山を見ると、遠くに小さく精進ヶ滝が。写真では見えないですね。





本当に精進ヶ滝を目指す人はこの吊り橋から徒歩で入ります。熊注意の看板にちょっと腰が引けます。







これが石空(いしうとろ)川源流域にあたるのかな?



フォッサマグナが通っていて、日本列島を東と西に分けているようです。



ウッドランド武川キャンプ場から三景園キャンプ場に移動する途中で、サルの大群に遭遇しましたが、撮影に失敗…。

道の駅はくしゅう横の食鮮館エブリにエブリイで買い出しをした後、ベースキャンプに戻ります。

途中の尾白川堰堤では、まだ多数の人が水遊びをしています。



フレンドパークむかわの上に架かる甲斐駒大橋の袂にあるオブジェ。これは氷柱かなぁ?



山に落ちる夕日を見ながら少し早い夕食。今夜はS&B納得のビーフシチューを使ったとシチューハンバーグ。それにサトウのごはんとサラダ。超手抜きでも豪華に見えません?





その後、今夜もむかわの湯へ。北杜市の甲斐駒地区ふるさと祭りで周辺は混んでいましたが、毎年この祭りを楽しみにしているのもまた事実。打ち上げ花火もそれなりの数が打ち上げられます。

夜はまたまたヒロシッチさんのサイトで焚き火をしながら歓談。やすまおさんからは大きなスイカの差し入れがありました。でも、ワタシがスイカを食べれないのはナイショということで…。0時頃からは子供たちも一緒に芝生広場でペルセウス流星群を眺めました。15分で5回ぐらいみれたかな。

2013.8.15

気がつけばもう三日目。朝は5時過ぎにテントを出ました。

やった!甲斐駒ヶ岳が湿度でモヤっていながらもうっすら見えました。不思議と7時頃には見えなくなるんですよね。



まだ静寂なキャンプ場内を散策。ジャージを羽織っていないとヒンヤリします。





今朝の朝食はこんな感じ。クーラーボックスの中身は飲み物以外空っぽにできました。写真の厚切り食パンはエブリで売っているシュガーマーガリンパン。これ、美味しいんですよ。



昨夜捕まえたカブトムシのメスとコクワガタのメス。連れて帰りたいけどお盆期間なので諦めて逃がしてあげます。



さあ撤収開始。ひとりなので手際よく、無駄のない動きで解体開始。この瞬間がキャンプで一番寂しいですね。



以外に早く撤収完了。シャワーを浴びて汗を流し、サッパリしたところでお開きに。やすまおさんとはここでお別れです。また明日から道志にキャンプに行かれるそうで、タフです。

小池管理人にお礼を言ってフレンドパークむかわを後にします。ヒロシッチさん一家とは道の駅はくしゅうでソフトクリームを食べてからお別れ。秋キャンプでまた会えるかなぁ?

食鮮館エブリで、15個千円の出荷規格外の跳ね出し桃をお土産に購入。



道の駅はくしゅうで、昨日茹でて美味しかったトウモロコシを買って帰ろうとしたら、それまでの明野産が白州産になって30円あがってる!よって購入見合わせ。



いつもの秋月菓子店に寄り、むかわ米よんぱちプリンを買おうと思ったら、堂々の売り切れ。キャンプ帰りや帰省帰りに買って行く人が多いそう。次にお勧めと言う「むかわ米よんぱちだんご」「むかわ米よんぱち水まんじゅう」を買って保冷剤と共に
クーラーボックスにいれます。



この時期の北杜といえば、ココは外せません。明野のひまわり畑「サンフラワーフェスティバル」。







ひまわりソフトクリームも食べました。



お昼は清里地区で有名な、おいしい学校のパン。このサンド、なかなかイケます。次回はおいしい学校の、懐かしの給食セットを食べてみたいなぁ。



毎年立ち寄る新井りんご園。例年通り、おばあちゃんが作りたてのリンゴジュースでもてなしてくれます。収穫がはじまったばかりのつがるりんごを3袋お買い上げ!



少し走ると、トウモロコシの直売所がありました。何となく、道の駅はくしゅうで売っていた明野産トウモロコシと生産者名と屋号が同じなので尋ねてみると、ビンゴ!こから出荷しているんですって。明野産トウモロコシ10本お買い上げ!



さて、今回は夕方に甲府の親戚宅に立ち寄る予定があります。それまでの間、今まで行ったことのない北杜市を制覇しようと、みずがき湖から増冨の湯を経由して、クリスタルラインから昇仙峡を経て甲府に至るルートをドライブすることにしました。

ところが、みずがき湖に近づくにつれ、大粒の雨と雷、そして強風が行く手を阻みます。山のあちこちからも水が溢れてきて…。D:5ならワクワクするのですがエブリイでは心配事も出てきます。



増冨の湯までは何とか辿り着きましたが、この先連続雨量70ミリで通行止めになる険しい道なので続行断念。



みずがき湖を周遊していると雨も小降りに。やがて日が差してきました。



塩川ダムの記念碑。後ろは鹿鳴峡大橋。下流の治水のために造ったこのダム、湖底に沈んだ集落の世帯名が記されています。







県道から茅ヶ岳広域農道を走って甲府へ。いやぁ、さすがに40℃を記録した街は暑い!

親戚宅を訪問し、夕食を、ということになり、今や鳥もつで有名になった奥藤本店へ。ほうとう鍋や鳥もつをいただきます。でもほうとうは小作の方が美味かなぁ。







20時頃甲府を出て名古屋への帰路に就きます。今夜は諏訪湖の花火大会で中央道が渋滞しているので、諏訪南まで甲州街道を走ります。

ところが富士見あたりから急に豪雨になり、中央道も諏訪~伊北が通行止めに…。花火大会中継用のみにFM局も、大雨で花火が途中中止になったことや、洪水、冠水情報、停電でJRも止まっているので見物客の避難所開設情報に切り替わっています。

何とかメイン道路を外れて伊北インターを目指しましたが、通れる道路はこれ1本だけなので大渋滞。やっと伊北に達した時には既にラジオ深夜便が始まっていました。

伊北から名古屋までは時折、雨が降る天候でしたが特に支障もありませんでした。ただ、あまりに眠くなったので、神坂P.Aでしばらく仮眠。名古屋の自宅に帰宅したのは翌日の3時すぎでした。いやいや、帰りはホントに疲れましたな。

今回の自分土産コーナー。トウモロコシ、桃、りんご、むかわよんぱち水まんじゅう、エムワンのアップルパイ。ちょっとお土産倒れかな?!



総走行距離は724Km。愛機2号のエブリイワゴンもよく頑張りました。やっぱり商用と構造が同じなのでタフですね。ターボの恩恵もしっかり受けました。



まさに、北杜にこだわり、武川にこだわり、白州にこだわった3日目でした。秋の連休もまたいきたいなぁ、と思っている今日この頃です。  


Posted by アクアシルバー at 00:26キャンプ日記

2012年09月19日

篠沢大滝でバンガローキャンプ( 2012.9.15〜16)

敬老の日の3連休の前半、1泊2日で聖地・山梨県北杜市白州町にある「篠沢大滝キャンプ場」へ、バンガローキャンプに出かけてきました。

今回は次女 りこりん のキャンプデビュー。ブログでお世話になっている riomaru さんご一家とも現地でお会いできそうです。

9月15日(土) 1日目

支度に手間取り、予定より1時間遅れの8時半頃自宅を出発。今回はどうしても都合のつかなかった奥さんは留守番、おじいちゃん(実父)、おばあちゃん(実母)、長女 じゅんじゅん、次女 りこりん、ワタシの5人が参加。

デリカD:5に5人+荷物はかなりキツく、やっぱりヘビーデューティールーフラックを装着せねば、と家人にアピール。

やや混雑気味の中央道を走り、りこりん が退屈せぬようこまめに休憩をとったりお弁当を食べたりしていたら、あっと言う間にお昼すぎ。長坂のオギノの買い出しをしてキャンプ場にチェックインしたのは14時半でした。

割り当てられたのは今年の春完成した新築バンガロー。6人用ですが大人なら4人までが快適レベル、かな。4方にサッシ窓があり、ウッドデッキは調理用と食事用のテーブル、チェアが工夫すれば置ける大きさです。

本当はタープも設営して、広くリビングスペースをとりたかったのですが、地形と木が障害になり断念。同じバンガローサイトでもタープを張れるところもあるようです。

サッと荷下ろしし、サッと設営。テントを張らないのでちょっと気持ちがラクです。夜露をしのぐタープが張れないので、ウッドデッキをダイニングスペースとします。

初めてのキャンプである りこりん は大はしゃぎ。バンガロー内を走り回るわ、キャンプ場内の遊具で楽しそうに遊ぶわで、超ハッスル。その姿を じゅんじゅん も嬉しそうに見ています。

この篠沢大滝キャンプ場は、まだ子供がいない頃によくオートキャンプにきていました。以来、10年ぶりの利用です。ちょっと区画が狭くて車の出し入れやレイアウトには難儀しますが、サイト頭上の樹木からカブトムシやクワガタが呼んでないのに落下してくる、楽しいキャンプ場です。

当時の管理人さんには、ブヨ刺されに効く蜂エキスの薬をもらったりしてお世話になりましたが、数年前に他界されたそうで今は息子さんが管理人を務めています。

じゅんじゅん と りこりん を連れて場内を散策。テントサイトには高価そうなテントが立ち並ぶ、スノーピーク村ができていました(乗って来ている車も高そうな輸入RV車だし)。ワタシは身の丈に合ったもので充分ですが…。

夕暮れのキャンプ場の脇を流れる大武川は水量が少ない感じ。今年はことのほか残暑が厳しいので、明日の昼間は川遊びができそうです。

バンガローに戻り夕飯の支度。今夜は 鉄板焼 です。AC電源があるのでホッとプレートを持参しました。何だかキャンプに来たなら炭火で焼肉といきたいところですが、おじいちゃんが野菜を焼いたときに水分が飛んでカピカピになってしまうのが嫌だそうで…。飯盒で炊いたご飯と、美味しい鉄板焼肉がお腹を満たしていきます(ワタシはこの時点でアルコールは飲ませてもらえず…)。

夕飯を食べていると、riomaruさんがやっと到着。東京を7時に出発したものの大渋滞に巻き込まれ、何と11時間近くかかったとか。いやいや、お疲れさまでした(その後、少しだけお話しましたまが、大変お疲れな様子で早々に就寝されたらしい)。

夏の残りの花火を楽しんだ後、むかわの湯 へ。道中、ワタシのホームである フレンドパークむかわ の横を通ると、相当数のランタンの明かりが見え、賑わっていました。むかわの湯には閉館までいましたが、照明の落とされた真っ暗闇の駐車場からは満天の星空が見えました。

バンガローに戻り、りこりん をシュラフで寝かせてから焚き火を起こし、ウッドデッキでまったりとワインや酎ハイを飲みます。さすがに山間い、そよ吹く風がヒンヤリします。じゅんじゅん も23時ぐらいにシュラフに入り、残る大人たちもおつまみが無くなった24時頃に就寝しました。


9月16日(日) 2日目


昨夜は りこりん の寝相が悪く、ファスナーをしていなかったシュラフから飛び出して、頭と足があべこべになっていたり転がってきたりで大変だったらしく、その都度目覚めて修正していた おばあちゃん は極度の寝不足で体調が芳しくない様子。

ワタシは5時半過ぎに目覚めてキャンプ場内を散歩。暑がりのワタシには心地よい空気の冷たさです。大武川の向こうにある山から朝陽が昇るのもバッチリ見ました。

皆んな6時半過ぎには起きてきたものの身だしなみを整えるのに時間がかかり、さらに朝からしっかりと朝食を摂るので支度にも手間がかかります。オープンスペースにテーブルを出してゆったりと朝食を食べ終わったのが8時半。

ちょうどその頃、riomaruさんと4人のお子さまが来訪。じゅんじゅん と りこりん もバトミントンや鬼ごっこで一緒に遊んでもらいます。

その間に撤収開始。テントが無いので楽なはずなのですが、何故か荷物がとても多くて車への積込が一番苦労でした。これを読んだ三菱のヒト、ロングボディーのD:5、どうか開発して下さい!

10時のチェックアウトにギリギリ間に合い、車を駐車場に移動させて大武川で水遊び。朝は冷えたけど今年は残暑厳しく、昼間は川遊びのできる暑さです。とはいえ、水温は下がっているので全身浴はできません。それでも川に足を浸けているのが心地よい気温でした。

じゅんじゅん は、川を探検に行くriomaruさん一家と一緒について行きたかった様子ですが、体調が思わしくない おばあちゃん が涼しい山に移動したいということで、断念。また来年一緒に遊びたいとしきりに言いながら 篠沢大滝キャンプ場 を後にしました。

riomaruさん、来年こそは一緒に酒盛りしながら夜明けを迎えましょうね!

黄金色の田んぼが広がり、赤トンボが飛び交い、正面に八ヶ岳が聳える道を走り、まずは 道の駅はくしゅう へ。長ナス、ぶどう、白イチジク、プラムなどを買い、お決まりの お米ジェラート をダブルで食べて出発。途中、わざわざ韮崎に回り込み、デニーズで少し遅い昼食を食べ、県道28号で清里方面に向かいます。何だか毎回パターンが同じですが…。

15時頃、県営まきば公園に到着。お盆に来た時とは比較にならないほどの人出で混雑していました。標高1500mの風と風景で、おばあちゃん の体調も徐々に回復。ヤギやヒツジやポニーと遊んだ後は濃厚なソフトクリームをいただきます。

17時の閉園まで風景を描いたり、牧草の生えた斜面を転がって遊び、次は清里にある 萌木の村 へ。ここでファンシーなお店を覗き買い物をしているうちに、 おばあちゃん の体調はさらに回復。何はともあれ、よかったよかった。

萌木の村から、いよいよお待ちかねの ほうとう を食べるために 小作清里店 へ移動。ところがビックリ、店の外まで順番待ちのお客が溢れる大混雑!席に通されるまで1時間余り。ようやく 豚肉ほうとう 麦飯 馬刺 を食べて店を出るともう20時半…。

食べても食べてもなかなか減らない ほうとう を完食し、重いお腹をさすりながら帰路に就きます。長坂から中央道に入り、諏訪湖S.Aで20L給油。直後から眠気を感じたので、辰野P.A、阿智P.Aで20分ぐらいずつ仮眠。それでもさらに睡魔に襲われ、恵那峡S.Aで1時間ほど仮眠。名古屋の自宅に帰着したのはは翌17日の1時半、総走行距離は576Km、平均燃費は9.6Km/Lでした。

こうして今シーズン3回目のキャンプは無事終了しました。あと1回行きたいところですが、10月は じゅんじゅん のピアノ発表会や子供会、学区の行事がギッシリなので、今回がラストになる公算が高いですね。11月からはスキーモードですし。

りこりん もバンガローながらキャンプデビューを果たしたので、来シーズンは家族揃ってテントキャンプをしたいものです。テント&タープ、新調しなくちゃね!  


Posted by アクアシルバー at 01:18キャンプ日記

2012年09月15日

お盆キャンプの記録が…

恒例、フレンドパークむかわへのお盆キャンプの様子がやっとできあがったのですが…。

どういう訳か写真はアップされるものの、文章がアップされないトラブルに見舞われています。

原因を調べて再アップしますので、しばらくお待ちくださいませ。

敬老の日連休の様子が先にアップされてしまうかも。  


Posted by アクアシルバー at 00:32キャンプ日記

2012年08月30日

恒例「フレンドパークむかわ」でキャンプ(2012.8.14~16)

8月14日~16日、毎年お盆期間にお世話になっている、山梨県北杜市の「フレンドパークむかわ」へキャンプに出かけました。



本来は昨日から2泊3日の予定でしたが、諸般の事情で1日遅れで現地入り。本来、愛知の まっくんさん ともご一緒できるはずでしたが入れ替わりになってしまいました。でも、静岡のヒロシッチさんと、愛知のユウタロスさんとは1泊ですがご一緒できました。

今回は、長女じゅんじゅんと、おばあちゃんの3人で出発。前日の雨もあがり、道中の諏訪湖では、青空が覗き始めています。



長坂I.Cのスーパーで買い出しし、13時にチェックイン。手分けして設営します。じゅんじゅんも慣れた手つきでテントやタープの建設を手伝ってくれます。貴重な戦力です。



久しぶりに見る武川の風景。6年連続利用となるこのキャンプ場の、この景色に癒されます。あと、管理人の小池さんの人柄。故郷に帰ってきた気分です。



川はまだ前日までの雨でやや水量があり、濁っていたので、川遊びは翌日に。近くの三景園にはriomaruさん一家が滞在中とのことで、この暑い夏に、熱い名古屋のきしめんとカレーうどん、味噌煮込みうどんのお土産を持ってご挨拶に伺いました。

その後は食事の支度。本日の夕飯は定番の焼肉です。



夜はヒロシッチさんファミリーとユウタロスさんファミリーと一緒に花火を楽しみました。その後は午前2時頃まで「大人の夜会」を。お酒が進み、話が弾みます。

2日目の朝を迎えました。晴れベースの天気ではあるものの、雲が多く湿度もやや高い感じ。





朝食はじゅんじゅんもお手伝いして完成。



今日撤収帰宅されるヒロシッチさんとユウタロスさんを見送る寸前、三景園のriomaruさんから、ジュースやゼリーなどの差し入れをいただき、みんなで分けていただきました。

気温が低く、太陽も出てこないので、先にコインランドリーと買い出しに。いつもの道の駅はくしゅうで、お米ジェラートを食べて隣接の食鮮館エブリでお買い物。





キャンプ場に戻るとだんだん晴れてきたので、いよいよ大武川でお楽しみの川遊び。









ひとしきり楽しんだ後は、またまた三景園のriomaruさんのところへ手作りマリネサラダをお届けして、べるがにある尾白の湯へ。温泉好きのじゅんじゅんは、八ヶ岳を背にご満悦の様子。



本日の夕飯はカレーライス。



夜はおばあちゃんと、まったりお酒を飲んでから早めに就寝。

3日目の朝です。少し早起きすると、待望の甲斐駒ヶ岳の勇姿が拝めました。夏場は朝の早い時間を逃すと、また雲に覆われてしまいます。



八ヶ岳のなだらかな稜線もクッキリと。



まだ静寂な場内を散策します。今日はいい天気になりそうです。





本日の朝食。朝はパン食の我が家はどこに行ってもパンで1日がスタート。



その後、小物や食器の片づけチームと大物解体チームに別れて、手際よく撤収完了。



撤収で暑くなった体を川遊びで冷まします。上流から何度も浮き輪で流れてくるじゅんじゅん、楽しそう。









管理人の小池さんに、来年もまた来ますと挨拶し、フレンドパークむかわを後にします。

田園と山と川。最高のロケーションです。



昼ごはんは以前から気になってい卵かけごはんの専門店「おっぽに亭こっこ」へ。ごはんとけんちん汁をいただきます。卵は食べ放題。数種類の醤油をチョイスして卵に混ぜて食べます。





その後は昨年、まっくんさんに教えてもらった「パイの家エムワン」を目指し、大泉へ。ここのアップルパイが美味しいと聞いたので早速お買い上げ。長さ30cm近いパイもあり、ビックリ。





エムワンから明野に移動し、ひまわり畑を見てから、毎年立ち寄る「新井リンゴ園」で、お盆から収穫が始まるつがるを買います。

で、お次は国立天文台野辺山宇宙電波観測所へ。世界でも最大級のパラボラアンテナがお出迎えです。大人が読んでも専門用語や単位ばかりでよくわからない説明看板に、じゅんじゅんは釘付けです。





小腹が空いたので、清里チーズケーキ工房でおやつタイム。チーズケーキを頼むと、飲み放題のコーヒーが付きます。





そしていつものように清里の上部にある、まきば公園に移動。八ヶ岳牛乳を飲みながら夕涼みといったところでしょうか。標高が高いので景観も抜群。夕陽を反射する雲やみずがき山、今日は富士山も見えています。







そしてキャンプ旅の締め括りは、「小作」の豚肉ほうとうで夕食。



熱いほうとうをハフハフしながら食べて満腹になったら、いよいよ家路に就きます。

お盆の送り火を炊く風景を見ながら長坂I.Cへ。中央道に入り、茅野の花火大会を車窓から眺めて名古屋まで最後の力走です。順調に走り、22時半頃、無事に帰着となりました。  


Posted by アクアシルバー at 01:00キャンプ日記

2012年08月07日

塔の岩で父娘キャンプ(2012.7.14 〜15)

まだ梅雨の明けぬ海の日の3連休、岐阜県の旧付知町にある「塔の岩オートキャンプ場」に出かけてきました。

2歳になったばかりの次女 りこりん はまだキャンプに参加させてもらえず、奥さんとお留守番。長女 じゅんじゅん とふたりで9時頃出発。

今回はデリカD:5ではなく、エブリイワゴンでのキャンプ。デリカより積載能力が優れていることと、万一の時にビバークしやすというのが理由。燃費はD:5のほうがよいのですが…。

現地は雨予報、しかも警報レベルの雨が予想されておりちょっと心配。

雨キャンプ自体は、それはそれでタープを打つ雨音も嫌いではないのですが、設営や撤収を考えると…。でも薄日が差しているのでとりあえず現地へ向かいます。

恵那のピアゴで食材を買い、受付開始の13時ちょうどに 塔の岩オートキャンプ場 に到着。天候次第ということで予約をしていませんでしたが、さすが153サイトもある大型キャンプ場だけあり飛び込みも歓迎してくれました。

今回用意されたのはファミリー専用サイトの付知川沿いの区画。川砂敷きでほぼ10m四方なので使い勝手良好。ただ、ファミリーサイトから受付までは車で移動い距離なのが難点。そういえば3年前の秋もこの辺のサイトだったかな。

曇り空である間に設営を開始。今年で13年目になる campman のドームテントとタープを張り、小道具をチャチャっと展開。じゅんじゅんも手慣れたもので、大人と変わらぬ手際の良さで一緒に設営。ここまでちょうど1時間。
カンカン照りでないので捗ったという説もあります。

ところで我が家のキャンプの荷姿は、RVボックス4個、折り畳みテーブル、ロールテーブル、水タンク、タープ、ロールマット、バカンスクーラー、人数分のコンパクトチェアとシュラフ。このうちRVボックス3個はルーフラックに積むので車内は広々使えます。

残りのRVボックス1個は中にテントやペグの類いを入れて荷室に収納。これはルーフにRVボックス積む際の踏み台代わりにするため。万一、濡れたテントを収納するにも便利です。

一服して、すぐ脇を流れる付知川 へ。雨続きというのに青々とした清流はとても泳ぐことができない冷たさ。足を数秒しか浸けられないぐらいの低水温。せっかく水着を持ってきたのに残念至極。

しばらく川原で水路を作ったりして土木工事遊びをしたあと、早めにクルマで5分のところにある おんぽいの湯 へ。お湯が熱くて露天風呂に入っていられず…。

キャンプ場に戻り夕飯の準備。メニューは鹿児島産の高級うなぎを炙った鰻丼と松茸のお吸い物なので手軽に簡単に完成。大きなうなぎ1尾をふたりで分けたので、食べ応えのある鰻丼に満足です。

洗い物を終えた頃、周囲のサイトであちこち花火を始めたので我が家も追従。昨年からキャリーオーバーしてきた花火なので心なしか火の点きが悪い気が…。

この頃から雨が本格的に降り始めます。じゅんじゅんは、タープの下で宿題をしたり日記を書いたり。

22時半頃、少し肌寒くなってきたのでテントに入り寝る支度に入ります。シュラフを広げていると頭上から水滴が…。あ〜やっぱり雨水が染みてきてる!撥水剤でしっかり雨を弾いてはいますが、やはり縫い目から浸入は避けられません。

断続して降る強雨にいつまでこのテントが耐えられるか心配なので、急遽車中泊に変更。そう、今回エブリイで出撃したのは万一の車中泊を想定してのこと。D:5より簡単に就寝スペースを作れるし、何より広くてゆったり寝れるんです。

予め荷室を片付けてシートをフラットにしておいたので、マットとシュラフを持って移動するだけ。ワイドバイザーの分だけ窓を明けて、快適な寝床の完成です。



翌朝は6時頃目覚めます。 雨は小降りになりましたが、携帯で雨雲レーダーを見ると次々に黄色や赤色表示の強い雨雲が迫ってきています。

今朝は じゅんじゅん が朝食を作ってくれるということでしたが、昨年のキャンプ同様またも体調不良。検温で熱はないもののぐったりしているのでそのまま車内で寝かせて放置。毎回のことなので、いささかイライラ感が募ります。

ひとり寂しくパンと紅茶で朝食を済ませ、撤収にとりかかります。相変わらず雨降りなので、びしょ濡れのテントとタープはそのまま丸めてRVボックスへ。周囲のサイトは皆んな連泊のようで、ゆっくり寛いでいて羨ましい限り。

意外に段取りよく片付けが進み、あとはクルマに積み込むだけ、というところで体調回復した じゅんじゅん が車内から起きてきます。もしかして撤収が面倒で芝居してた?と言いたくなるようなタイミングのよさです。

雨が止んだ一瞬を狙ってルーフラックにRVボックス積載完了。受付でご挨拶をして、塔の岩オートキャンプ場をあとにします。

元気になりつつある じゅんじゅん の希望もあり、昨夕行った おんぽいの湯 に立ち寄り。相変わらずお湯が熱くて浴槽に入れません。再び襲来した激しい雷雨に露天風呂のお客さんも右往左往しています。

1時間半ほど雨宿りする形になったので、その間に食堂で昼食。雨が収まるとお客さんも一斉に移動開始です。

このまま帰路に就くのも消化不良なので、中津川市ふれあい牧場に立ち寄ることにします。4〜5Km走ると晴天で雨が降った気配もなく、暑い夏空です。

牧場を遊覧できるトラクタートレインに乗ったり、ヤギや馬にエサを与えたりして遊びます。ここは子ヤギやウサギをレンタルできて、首輪をつけて一緒に牧場を散歩できたりします。

ひとしきり遊んだあと中津川から中央道を走り、 17時過ぎに無事に帰着しました。やっぱり名古屋は暑い〜。

翌日の3連休最終日、テントやタープを干すのに追われたことは言うまでもありません…。

テントとタープ、本格的に買い換えを考えなければなりませんね。仕事のお付き合い上、やっぱり某スポーツ量販店オリジナルブランドになるかなぁ。  


Posted by アクアシルバー at 09:43キャンプ日記

2011年08月23日

今夏も「フレンドパークむかわ」でキャンプ(後編)

2011年8月16日(3日目)

今朝も周囲の人が活動を始めた音で目覚めました。午前6時過ぎにテントを出ると、昨朝よりヒンヤリしています。

身支度を整えると じゅんじゅん も起きてきてラジオ体操を始めます。

朝の日差しを浴びた甲斐駒ヶ岳もクッキリと現れ、「むかわ」に来ていることを実感します。確か昨年も最終日の朝にやっと見えたんじゃなかったかしら。

朝食の支度は おじいちゃん と おばあちゃん にお任せし、ワタシはランタンなどの小物を少しずつ片付け始めます。

じゅんじゅん は相変わらず食欲不振。おばあちゃんが 不安や思い込みを解こうと少しキツめに言い聞かせます。ちょっと押し問答があったりしましたが、じゅんじゅん も気持ちがスッキリしたのか、少しずつ食べ始めます。

何とか完食し、そのまま撤収モードに。ワタシがいちばん苦手な食器類の整理はおばあちゃんに任せて、大物を解体していきます。天気がよいので夜露も飛び、乾燥撤収できました。

11時頃、D:5への積み込みも完了し、サイトの近いユウタロスさん、ヒロシッチさん、まっくんさんの順ににお別れの挨拶に行きます。皆さん、ほぼ同じタイミングで撤収完了です。

皆さんお世話になりました。またいつか、ご一緒しましょう。くれぐれもご自宅までご安全に!

我が家はチェックアウト後も、しばらく場内の大武川で川遊びを楽しみました。撤収でかいた汗も、冷たい川の水に一気にクールダウンしていきます。

13時過ぎ、また来年お世話になります、と管理人の小池さんにご挨拶をして フレンドパークむかわ を後にします。

おじいちゃんのクルマは むかわ に停めさせてもらい、みんなでD:5に乗って周辺を巡ります。

まずは、またまた 道の駅はくしゅう へ。まさかの3日連続 お米ジェラート です。さすがに家族に呆れられました。新鮮な野菜やネクタリンなどをお土産に買います。

次に向かったのは、牧原交差点近くにある 秋月和洋菓子店。このお店も むかわ に来たら外せません。武川48米プリン や 精進ヶ滝から採ってきたこだわりの よもぎのまんじゅう が美味しいのです。お店の人には顔を覚えてもらっているので、新製品やサブレなどのおまけをいただくこともしばしばあります。

車内で よもぎまんじゅう を食べながら 明野のひまわり畑 に向かいますが、昼ごはんがまだなので、先に韮崎のデニーズに立ち寄ります。

明野に着いたのは15時半。サンフラワーフェスティバルの会場は多くの人で賑わっています。ひまわり畑は満開で、花の色の違うひまわりでリボンの花絵が描かれていました。震災被災地の復興を祈る、黄色いリボンなのだそうです。

ひまわり畑越しの正面には、先ほどまでいた武川や白州の町が、逆光の中に見えます。

そういえば昨夏、じゅんじゅん はここで ひまわりアイス を食べて、お店の人がサービスのつもりでかけてくれたたくさんのひまわりの種粒に、余計なお世話だと言わんばかりに泣いていましたね。

次に立ち寄ったのは、すぐ近くにある 新井りんご園。毎年、お盆から出荷が始まったばかりの つがる を買って帰ります。お店でおばちゃんがサービスで搾ってくれるりんごジュースが、甘くて美味しいのです。

さて、ここから清里方面に向かいます。キャンプ道具+お土産+4人乗車のD:5は、さすがに辛そうに登坂車線を登っていきます。

途中で、明野産の甘いとうもろこしを買い、清泉寮に到着です。既に17時になろうかというのに、まだまだたくさんの人がいます。

行列に並んでソフトクリームを食べ、濃厚な八ヶ岳高原牛乳を飲み、お土産も買います。広場も涼しくなってきて、じゅんじゅん と飛んだり跳ねたりして遊んでも、汗をかかないぐらいです。

夕涼みのようにのんびりと過ごし、今回のキャンプのシメである 小作清里高原店 へ。いつもの通り、豚肉ほうとう と 麦飯 をいただきます。今までなら 馬刺 もオーダーしたのですが、昨今の生肉騒動以降、メニューから消えてしまったようです。

食べても食べても減らない ほうとう をやっと食べ終え、国道141号を南下。須玉から山を越えて フレンドパークむかわ におじいちゃんのクルマを取りに戻ります。

むかわ のキャンプ場は、今夜新たに立った数々のテントがランタンに照らされて賑やかでした。うしろ髪引かれる想いで名古屋への帰路に就きます。

冷たく清らかな大武川、じゅんじゅんと入った尾白の湯、3度も立ち寄り お米ジェラートを食べた道の駅が、ルームミラーの彼方に流れ去ります。小淵沢I.Cから中央道に上がると、間もなく山梨県から長野県に入る標識が現れます。

さようなら山梨県。また来年必ず戻って来ます!とても切なくなる瞬間です。

給油のために立ち寄った諏訪湖S.A。やっぱり湖の夜景を見ておこうとクルマを降りたところ、何と まっくんさん と再会!聞けば時間調整のために3時間も湖越しの花火を見ながら休憩されていたとのこと。お互いにご安全に、とお別れします。

スタバのコーヒーを飲みながら、諏訪湖の向こうに見える花火を見てしばし休憩。給油をして再出発します。

夜の伊那谷を、ワタシのD:5とおじいちゃんのフィールダーは連なって名古屋を目指します。じゅんじゅんは助手席で完全に寝入っています。

恵那峡S.Aで再度休憩。少し仮眠をとります。目覚めると小腹が空いていたので、スナックコーナーで飛騨牛コロッケを食べます。

名古屋に近づくに連れクルマの外気温計が上がり、熱帯夜の現実へと戻っていきます。

鳴海I.Cを出たのは日付も変わった午前1時すぎ。深夜割引で通行料金は半額の2700円です。

間もなくして、奥さんやりこりんの待つ自宅に到着。2011年夏のキャンプは幕を閉じました。

総走行距離は622Km、平均燃費は9.9Km/Lでした。

今回は、父娘キャンプ+4ファミリーキャンプ+祖父母キャンプと、だんだん人が増えていって賑やかで楽しいキャンプでした。

特に2日目の夜会は笑い転げました。

じゅんじゅん がもう少し元気で食欲もあればよかったのですが…。

一緒に遊んで下さった皆様、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

また来年も、ワタシは「フレンドパークむかわの16番」でお待ち申し上げております。

初日に差し入れをいただいた りおまるさん もありがとうございました。今度はお仕事中に会えるかな?

我が家の次回のキャンプは9月3連休に岐阜の 塔の岩オートキャンプ場 を予定しています。スケジュール的に、こ
れが今シーズンラストキャンプになりそうです。  


Posted by アクアシルバー at 16:50キャンプ日記

2011年08月22日

今夏も「フレンドパークむかわ」でキャンプ(中編)

2011年8月15日(2日目)

明け方、寒くて目が覚めました。隣で眠っている じゅんじゅん はシュラフにしっかりくるまっています。

周囲の日人たちが活動を始める音に時計を見ると、あららもう6時半。テントから出てみると、何となくどんよりとした空です。

身支度を整えて朝食の支度をしていると、だんだん晴れてきました。昨日、西日対策仕様で立てたタープのに、しっかりと朝日が差し込んできて暑くなってきます。

朝食は、ちびパンで焼いた目玉焼きやウィンナーとサラダ。ちびパン、昨夜は洗っただけにしてしまったので、ちょっと錆が浮いてしまいました。油を塗って火で炙ってメンテを施しました。

実は じゅんじゅんの様子がおかしくて案じておりました。昨夜もあまり食事がとれず、今朝も食欲がない様子。でも体のどこかがおかしいわけでもなく、元気はあります。

どうやら、先月の郡上キャンプで高熱を出し、点滴を打つハメになった忌まわしい記憶に、また同じことが起きるのではないかという不安でいっぱいのようです。

ワタシも出発前から体調についてくどく問うたりしたので、プレッシャーに感じてしまったと思われます。

あまりの不安に、泣き出したり、帰りたいなどと言い出したので、ここまで来て何を!ワタシもつい感情的になってしまい、雰囲気は最悪に…。

とりあえずワタシだけでは宥めようがなかったので自宅に電話をし、奥さんやおばあちゃんに不安を吐き出させます。

しばらくして落ち着いたのか、じゅんじゅん からキャンプ続行の意思表示。あまり無理しないよう促しつつ、朝食を食べさせます。

じゅんじゅん には内緒でしたが、この時点でおじいちゃんとおばあちゃん(ワタシの両親)が急遽キャンプに合流することが決まりました。

後片付けをして、しばらくは場内で昆虫採集。アブラゼミやゴマダラカミキリ、バッタ、シオカラトンボ、オニヤンマ、コクワガタが採れました。

ユウタロス家は父子で川遊びに行かれた様子。
まっくん家もクルマでお出掛けの様子。
ヒロシッチ家はシャトレーゼに行かれる様子。

日中は各々の家族単位でお楽しみです。

我が家は水着に着替え、川遊びです。浅いながらもそこそこの流れがあるので、浮き輪に乗って流れてくる遊びが楽しめます。

何度も幾度も流れてきては上流へ戻るを繰り返し、体温回復のために適度な休憩を入れながら川遊びを楽しみます。

来年は次女 りこりん もここで川遊びをさせたいなぁと思いつつ…。

今日は終戦記念日ということで、正午に黙祷をしなくちゃね、と話していましたが、気づけば13時に…。遅れてはしまいましたが、南の方角に黙祷をしました。

お昼ごはんは そうめん にしました。むかわの水は水道水でも冷たいので、氷で冷やさなくてもいいぐらいです。ちょっと飾りっ気のない そうめん になってしまいましたが、おいしくいただきました。

相変わらず じゅんじゅん は食が進みません…。

少しテントで昼寝をしたあと、じゅんじゅんが「元気になるために今から温泉に行きたい」と言います。自分なりに気持ちを切り替えるのに必死なのでしょう。一瞬、こんな昼間から?!と思いましたが、希望に応えることにしました。

今日は、べるがの中にある「尾白の湯」に行くことにします。さすがにハイシーズンなので混んでいましたが、温泉の中は程よい人の入り。広い露天風呂もゆっくり楽しみました。

風呂上がりの牛乳を飲み、夕飯の買い出しに今日も 道の駅はくしゅう と 食鮮館エブリー に向かいます。そしてまたまた お米ジェラート を食べていると、おじいちゃんとおばあちゃんが、到着!何も知らなかった じゅんじゅん は大喜びでテンションアップです。

買い出しを終え、キャンプ場に戻る途中で雨に降られます。この地域ではよくあることなので然して気にもしていません。案の定、すぐに止みました。

管理人の小池さんに事情を話し、おじいちゃんのクルマも16番サイトに停めさせてもらいます。このサイト、クルマ2台にテントとタープでも、十分に対応してくれます。

夕飯は当初、ハッシュドビーフの予定でしたが、じゅんじゅん の食欲やおじいちゃんたちの希望もあり、肉やシシャモやニジマスや野菜を炭火で炙りつつ、冷奴やお惣菜を飯盒のおこげご飯と味噌汁でいただく、というメニューに変更。

やっぱり2人より4人で食べた方が食が進むし何より楽しいですね。

ヒロシッチ家の姉妹に、20時から花火をやるよ!と誘ってもらったので、じゅんじゅん も花火持参で参加。4家族総勢16人で花火を楽しみます、というよりひたすら燃やします。

その後、じゅんじゅんは むかわの湯 に行くおじいちゃんたちに便乗し、また温泉へと向かいました。

その間、ワタシは場内でシャワーを浴びます。あら、隣のシャワー室からはヒロシッチさんとおチビちゃんの声が…。ん〜子煩悩、真似できないわ〜。

今夜も子供たちを寝かせた大人たちが、三々五々ヒロシッチ家のタープに集結します。昨夜は早寝だった まっくんさん も今夜は参加されています。

またまたヒロシッチママの司会進行(?!)で、「反省会という名の夜会」が始まりました。

皆んなで呑みながらおつまみを食べ、楽しく過ごしました。血液型の話、股ポットという股紐の付いた子供用ライフジャケットの話、交通違反の話、よく行くキャンプ場の話、ペリカンをクルマで轢き逃げした話…。

その場にいたら爆笑すること請け合いの話ばかりで、この時に初めてヒロシッチママの素性を垣間見ました。ホント、面白すぎです。

昨夜同様、冷えてきたのと目を開けながら舟を漕ぎ始めたお方も現れたので、夜会はお開きに。気がつくと午前2時。本当に楽しい、久しぶりに大笑いしたひとときでした。

自分のサイトに戻ると、ロックワインで乾杯していたおじいちゃんたちはとっくにテントで寝ており、音をたてないようにワタシもシュラフに入り、床に就きました。

でも…先ほどのヒロシッチママの話が頭の中を巡っていて、ひとり思い出し笑いしてなかなか寝付けませんでした。

…後編につづく…  


Posted by アクアシルバー at 19:38キャンプ日記

2011年08月22日

今夏も「フレンドパークむかわ」でキャンプ(前編)

今年のお盆休みも、山梨県北杜市にある「フレンドパークむかわオートキャンプ場」へ行ってきました。

5年連続のこの地へのキャンプ、今では我が家にとっては夏の恒例行事です。


2011年8月14日(1日目)


朝6時に起床し、D:5に道具の積み込み開始。今回はルーフラックは使わず、3列目のシートを跳ね上げてカーゴルームにすべての荷物を搭載します。

シャワーを浴びて朝食を食べ、8時15分に出発。鳴海I.Cから名二環、東名、中央道を進みます。

先月の郡上八幡キャンプ同様、今回も長女 じゅんじゅん と父娘キャンプ。奥さんは、まだキャンプデビューできない次女 りこりん とお留守番、おじいちゃんとおばあちゃんも今日まで所用があり参加できません。

心配された土岐や恵那の渋滞もクリアし、D:5は快調に北上。少し早いのですが、辰野P.Aでお昼ごはん。数年前から気になっていた名物「ホタルそば」を食べます。

小淵沢I.Cを出て国道20号を東進していると、いつもこのブログで交流がある りおまるさん からメールが…。

今朝まで三景園でキャンプを楽しまれた りおまるさん が帰り際に フレンドパークむかわ でワタシが到着するのをお待ちとのこと。

あと30分ぐらいかかる旨を連絡すると、国道付近まで降りてきて待っていて下さるとのこと。混み合っている 道の駅はくしゅう を横目に現地に急ぎます。

国道を山手に折れるとルーフラックに道具を積んだグリーンの STEPWGN を発見。これぞりおまるさん!昨夏の 篠沢大滝キャンプ場 冷やかし初対面以来の再会です。

りおまるさんからは、今夜ワタシが一緒にキャンプするファミリーの分も含めた プリン や ゼリー などをいただき、ワタシからは名古屋(というか小牧)の しるこサンド をお土産に渡しました。りおまるさん、お気遣いありがとう!

いずれ一緒にキャンプしましょう、とご挨拶をし、各々の目的地へと出発しました。

ほどなく、我々は「フレンドパークむかわ」に到着。受付で、管理人の小池さんにご挨拶。もう顔を覚えているようで、リピーター特典(?)のチューブ入りバターをいただきました。要冷蔵なのでちょっと心配でしたが…。

毎年、オートサイト20番をチョイスしていますが、今年は出遅れてしまいオートサイト16番になりました。川に近く山も見え、水場も適度に近く、その上広い正方形のサイトでケッコウ使い勝手はよさそうです。

暑い日差しの中、じゅんじゅん と二人で適度に休憩と水分をとりながらテントやタープを設営していきます。じゅんじゅん にとってはもう何回目のキャンプでしょうか、見よう見まねで覚えたにしては手際よく手伝ってくれます。

1時間ちょっとで設営も終わり、場内をウロウロします。今回は我が家を含めてブログでお知り合いになった4ファミリーでのキャンプです。

先月、郡上八幡リバーウッドでご一緒したヒロシッチさん、我が家のご近所にお住まいのユウタロスさん、雨でリタイヤした昨秋のくのわきキャンプでお目にかかれなかったまっくんさんと挨拶を交わし、場内を流れる大武川でしばし水遊び。

川の水は例年より少な目で、いつものようにキンキンに冷たいという感じはありません。それでも南アルプス天然水そのままの水は、口に含むと舌にやさしい軟水で、いつまでも飲んでしまいそうです。

しばらく遊んだ後、食材の買い出しに出掛けます。

いつもの 道の駅はくしゅう は大渋滞。それでも何とかクルマを停め、まずはジェラート屋さんへ。例によって お米ジェラート を食べます。米粉風味のアイスに凍ったごはんつぶが入った、ワタシのお気に入りのジェラートです。

隣接するスーパー 食鮮館エブリー で夕食と明日の朝食の材料を買って、キャンプ場に戻ります。

今夜のメニューは、飯盒おこげご飯と、初登場のちびパンを使ったハンバーグステーキ。ブロッコリとニンジンは予め家で下ごしらえしてきました。

何てことないメニューですが、ちびパンを使うと何となく豪華に見えますね。尚、もうひとつ今回初登場になるはずだった、マルチバーベキューコンロの「マメ子ちゃん」は、何となく汚したくなかったので、麦わら帽子を被せたまま食卓の飾りになっていました。

食事の後片付けを済ませて、お風呂へ。今夜はチェックイン時に貰った割引券を持って むかわの湯 に行きます。途中、武川町ふるさと祭り の花火も見れてラッキーでした。

キャンプ場に戻ってくると、ヒロシッチ家が花火を始めるところでした。じゅんじゅんも花火を持って参加です。相変わらず子供たちの面倒を見てくれるヒロシッチさん。いつも頭が下がります。

そして子供を寝かせた後は待ちに待った大人の時間。ヒロシッチ家サイトで「反省会」ならぬ「夜会」。実は何を話したかよく覚えていないのですが、岩岳やみねかた、オケジッタのスキー場の話や、馴れ初め話、等々をヒロシッチママの司会進行(?)でしたんじゃなかったかな…。

夜も更け、気づけばもう午前1時半。半袖では寒いぐらいになってきてお開きとなります。

テントに戻ると じゅんじゅん と ぷーちん が仲良く並んで眠っていました。

…中編につづく…  


Posted by アクアシルバー at 12:54キャンプ日記

2011年07月20日

郡上八幡へキャンプ(2011.7.16 〜17)

今シーズン初のキャンプ、岐阜県郡上市にある「郡上八幡リバーウッドオートキャンプ場」に行ってきました。

最近は歳のせいか、キャンプやスキーなどの遠征の翌日は、家で道具の片付けをしてゆっくりしたいので、今回は1泊2日の行程です。

午前8時半に自宅を出発。鳴海I.Cから名二環・東名・中央道・東海環状道・東海北陸道を経て、10時前に郡上八幡I.Cを出ます。

開店直後のスーパー「バロー」で食材を買い、11時に「郡上八幡リバーウッドオートキャンプ場」に到着。本来、チェックインは14時からですが、空いていることもあり早々に中へ入れてもらえました。

実は今回、ワタシと小2の娘じゅんじゅんとの「初めて二人だけキャンプ」。なるべく早く到着してゆっくりと支度をしたかったのです。

場内は半分ぐらいの入りとのことで、何と2サイトをゆったり使わせてもらえました。サニタリーに近い22番 23番サイトにテント、タープを設営。地面がとても固くてペグダウンに苦労しましたが、じゅんじゅん も一生懸命手伝ってくれて順調にホームサイトが完成しました。

ジリジリと照りつける日差しを避け、木陰に置いたテーブルでお昼ごはんのお弁当をいただきます。

場内は適度な木立があり、ニイニイゼミやアブラゼミが賑やかに鳴き、オニヤンマやシオカラトンボが飛び交っています。青い空に山々の濃い緑が、夏を際立たせています。

水着に着替えて、吉田川へ水遊びに行くことにしました。キャンプ場から田畑の広がる道を歩くこと7〜8分、長良川に注ぐ清流吉田川に到着です。

魚道を伴う堰には多数の親子連れが遊び、その下流では釣人が鮎釣り、上流ではアウトドアクラブのボート教室が行われていました。

ゴーグルをつけて川に潜ると、清んだ水の中には魚がいっぱい!アユやメダカ、カワハゼのような魚がそこかしこに泳いでいます。

しばらく川で遊んでいましたが水が冷たく、河畔の山に太陽が傾き始めたのでキャンプ場に戻ることにしました。

サイトで冷たい酎ハイを飲みながらひと休みしていると、じゅんじゅんが「あ、ヒロシッチのおじさんだ!」と叫びます。

いつもブログでお世話になっているヒロシッチさんご一家も、今日から2泊でキャンプ。実は春先にその情報をいただいていたので、あとからワタシも一緒に便乗させていただいた次第です。

ヒロシッチさんは以前からこのキャンプ場が気になっていたそうで、今回は郡上八幡で、「食品サンプル作りの体験」という目的もあって、ここをチョイスされたとのこと。おかげでワタシもキャンプ場の新規開拓ができました。

さて、夕闇が迫ってきたので夕飯の準備に取りかかります。メニューは じゅんじゅん が作るカレーライス。飯盒でお米を研ぎ、肉や野菜の材料を じゅんじゅん専用の調理用具で皮を剥き、切っていきます。ちょっと包丁遣いが危なっかしくてヒヤヒヤしましたが…。

肉と野菜を炒めて水を入れ、ルーを割り解して順調にカレーはできていきます。飯盒からはごはんの炊ける香りがします。

今朝、自宅のベランダで収穫したキュウリとレタス、シーチキンでサラダを作り、夕飯完成です。少しお焦げのあるごはんのできが秀逸で、美味しいカレーライスができました。

じゅんじゅんは、食事の後片付けも積極的に手伝ってくれます。あまり自宅では見ない姿です。2歳の頃からキャンプに連れだし、きっと自分のやるべきことがわかっているのでしょう。

片付けの後は、ヒロシッチさん一家と一緒に花火を楽しみます。歳の近いガールズチーム3人で花火に興じ、ワタシとヒロシッチママさんはチェアに座り話に興じ、ヒロシッチさんはひたすらガールズチームの花火の面倒を見ています(お世話かけました)。

花火も肝試し(←どこかのオバチャンがお化け役をしてくれたらしい)も楽しみ、何故か夜鳴きそばの音が聞こえてくる中、子供たちはシャワーや寝支度を整え各々のテントに戻りました。

子供たちが寝静まった頃、再び大人たちだけ終結し、お酒を片手にいろいろな話をしました。大抵は仕事や車や身の回りの面白い出来事の話ですが…。

ちょうど日付が変わる頃、ヒロシッチさんが「撃沈宣言」をされたのでお開きに。この頃からやっとキャンプ場内も涼しくなってきました。

さて、翌朝です。

ヒグラシって、夕方に鳴くセミだと思っていましたが、明け方も大合唱するのですね。それで目覚めて5時半頃起床します。

じゅんじゅんは夜中に冷えたのか、プーさんのシュラフにグルグル巻きになっていました。

身支度を整えていると、ヒロシッチさんもテントの外で朝の空気を吸っています。じゅんじゅんは早速、ヒロシッチさんに遊んでもらい、セミを捕ってもらったようです。

かくして、ワタシはひとりで朝食を作ることになり、支度を整えます。メニューは玉子焼き、ハム、コンミート、キュウリ、レタスを自由に挟むサンドイッチバイキング、ゆでたてのトウモロコシ、フルーツヨーグルト、昨夜のカレーを温めてのばしシチュー風に。

さあ、できました。食べましょう!「いただきま〜す」。元気なじゅんじゅんの声が響きます。リンゴジュースを一口飲んだ直後、じゅんじゅん の様子が一転…。

何の前触れもなく嘔吐を始めたじゅんじゅん。悪夢の始まりでした。

特に額も熱くありません。最初は、朝からはしゃぎすぎたのだろう、少し気分転換すれば治るだろう、と思っていましたが、食べることも飲むこともできなくなり、テント内で寝込んでしまいました。

今日は、夕方までにチェックアウトをすればいいことになっていたので、ゆっくり撤収し、場内や周辺で虫捕りをし、お昼は じゅんじゅん の大好きなそうめんを作り、午後からはヒロシッチさん一家と川へ遊びに行き、夕方に帰路に就くはずでした。

しかし、じゅんじゅん の様子はだんだん悪くなっていきます。急いで朝食をひとりで済ませ、片付けと撤収にかかります。

撤収の間、じゅんじゅん をテントから木陰に移動し、ヒロシッチさんからお借りした扇風機で仰ぎます。「昨日の川遊びで冷えた?夜中に寒くて風邪ひいた?熱中症?食中毒?」いろんな想いが巡ります。

何とか水分を摂らせたくて、お茶やアクエリアスを一口ずつ与えますが、すぐにリバースしてしまいます。脱水症状がとても気にかかります。しかもだんだん腕や足が熱くなってきます。熱が出始めているようです。

冷たいタオルを当てたりし、看病しながらようやく撤収を終えます。ちょうどヒロシッチさん一家が 食品サンプル工房 から戻っていらしたのでお借りしていた扇風機をお返しし、8月には フレンドパークむかわ で再会することを約束し、帰路に就きました。

郡上八幡市街の薬局で じゅんじゅん の容態を説明し、解熱剤を買い与えたものの全く受け付けず…。付近の病院に担ぎ込むことも考えましたが、仮に点滴や入院になると名古屋に帰れなくなること、じゅんじゅんにとって知らない街で体調を崩した不安を取り払うには、なるべく名古屋まで連れ帰りたいこと、道路事情が良好なので飛ばせば1時間強で帰れること、それにギリギリ耐えられそうなこと、などから名古屋へ帰る決断をしました。

東海北陸道から見える緑の山並みを後ろに押しやり、いくつもの清流を越え、トンネルを貫き、自宅の奥さんと連絡を取り、担ぎ込める病院を探しつつ激走します。かわいそうに、じゅんじゅんはぐったりして声を発することもできません。辛うじてアクエリアスを3口飲みました。

1時間半後には自宅付近の大きな病院に到着。検温で40℃を超える熱が出ていました。検査の結果、どうやら何らかの細菌感染を発症した模様。脱水症状の改善と高熱、喉の炎症を鎮めるために2時間の点滴をすることになりました。

治療を受けて帰宅したのは18時過ぎ。やっと自宅のベッドに寝かすことができ、安心しました(結局、翌々日までダウンしていました)。

せっかくのキャンプがこのような結末になってしまい残念ですが、じゅんじゅんは苦しい思いをした上に責任を感じているようなので、また次回を楽しませてあげたいと思います。

ヒロシッチさん一家にもご心配をお掛けしまして、恐縮しきりです。

ところで今回の 郡上八幡リバーウッドオートキャンプ場ですが、とても山と空が近くに感じられるロケーションでした。サイトも広く、時間帯によってはしっかり日除けになる木立もあります。サニタリーもキレイで、数時間毎に掃除をしている音も聞こえていました。

シャワーブースは狭いものの男女各6基あり、さらに無料。夏場は助かります。洗濯機は50分200円で使えます。

ただ、強いて言うならサイトの地面がとても固いことと、川遊びのできる場所まで幼児には少し距離があること、サイトからの眺望がきかないことが難点でしょうか。

いずれにしても大変清潔なキャンプ場ですので、安心してワタシの両親も連れて行けそうです。

さぁ、子供たちは明日から夏休み。次のお盆キャンプには体調万全で臨みたいものです。  


Posted by アクアシルバー at 11:43キャンプ日記

2010年09月26日

「塔の岩」で秋キャンプ

9月18〜19日、岐阜県中津川市(旧付知町)の 塔の岩オートキャンプ場 に行ってきました。

今回はワタシと じゅんじゅん、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に出掛けます。生後3ヶ月の りこりん と奥さんはお留守番です。

クルマへの荷物搭載を済ませ8時20分出発。名古屋I.Cから東名、中央道に入りますが、やっと涼しくなった3連休、出掛ける人が多いのか大渋滞にハマります。

予定より1時間遅れで中津川I.Cを降り、駅前の アピタ で買い出しをし、13時半頃に 塔の岩オートキャンプ場 に到着。ここでもチェックイン渋滞…。

案内されたのはレギュラーサイトのE-3。10m四方のサイト4つが1つのブロックになっていて、そのうちの付知川に面したサイトです。

向かいのサイトでは、同じデリカD:5に乗ったファミリーが既に設営を終えています(幼い男の子ふたり連れで、聞けば二番目のお子さんは生後5ヶ月だとか!)。

我が家も、色々とコダワリのある おばあちゃん のレイアウト指示に従ってテントとタープを展開します。川側にヘキサタープを設営し、川の流れを眺めながら寛げるよう、予備のポールで片側を持ち上げます。

そういえばこのキャンプ場、我が家と同じ campman のテントやタープを使っている人が多くて、ちょっと嬉しい(というか安心)です。さすが某スポーツ量販店のお膝元ですね。

設営後は各々好きなことをやって過ごします。おじいちゃんはスケッチ、おばあちゃんは読書、じゅんじゅんとワタシは川で石を積んだり水路を掘ったりして遊びます。

この 塔の岩オートキャンプ場 を訪れるのは今回4回目。施設がいつも綺麗に保たれていて好感が持てます。今回のサイトも竹ホウキで掃いた跡があり、手入れがされている様子です。

陽も傾き、夕飯の支度を始めます。今夜のメニューは、飯盒で炊いたごはん、豚汁、ポテトサラダ、卓上七輪で炙りながらのサンマ、牛ステーキ、エリンギ、シイタケ、野菜類。赤ワインや酎ハイとともにいただきます。

食後はじゅんじゅんが楽しみにしていた花火で遊びます。場内のあちこちで同じように花火をしているファミリーがいます。

本来ならここで近くの温泉に行く予定でしたが、時間も押してしまい、というかお酒が入ってしまいクルマでの移動ができなくなったので、場内のシャワーに変更です。おかげで時間的に少し余裕ができました。

その後は我が家にしては珍しく焚き火をします。パチパチと弾けやすい薪なので、時折火の粉が降り注いできます。はやり火を眺めていると、お酒が進みます。

23時過ぎ、周囲が静かになってきたので寝ることにします。おばあちゃんと じゅんじゅん はエアマットの上でシュラフにくるまり就寝。お隣さんのテントからは大きなイビキが…。

翌朝、場内で遊ぶ子供たちの声で目が覚めました。時刻は6時。テントから出ると肌寒く感じます。

朝食の支度をしていると、対岸の山から既に高く昇りつつある太陽が顔を出しました。サイトが一気に明るくなり、暑い日差しが辺りを照らします。

朝食はパンと紅茶、ゆで卵、シーチキンサラダ、ウィンナーと昨夜の豚汁、そしてヨーグルトとメロン。朝からしっかりと食べます。

食後、一服してから手分けして撤収作業にかかります。抜いたペグを洗うのは、いつも じゅんじゅん の仕事。食器の片付け、小物の片付け、テントやタープの解体が同時進行で行われます。

クルマに荷物を積み込んで、11時に一旦チェックアウト。3連休なのに1泊で帰るのは、ワタシが明日出勤日のため。ホントは連泊してゆっくりしたかったのですが…。

昼過ぎまで、場内の付知川で遊びます。じゅんじゅんは濡れてもいいように水着に着替えましたが、さすがに水が冷たかった様子。例によって水路を掘ったり、小魚を追ったりしてすごします。

13時頃、塔の岩オートキャンプ場をあとにし、帰路に就きます。途中、道の駅を数ヵ所巡るために少し遠回りをしつつ、中津川I.Cへ。恵那峡S.Aへ寄りますが、大変な混み様です。屋外に並ぶテントでは、岐阜の観光物産展をやっていました。

その後は小牧J.C.Tまで断続的な渋滞に捕まり、名古屋の自宅に帰着したのは19時。荷物の整理とクルマの掃除を終えたのが20時半。ちょっと疲れました。

今回の総走行距離は235Km、平均燃費は8.8Km/Lでした。比較的近距離なキャンプで、これまでの猛暑もひと段落し、快適なキャンプになりました。ただ、近いが故に渋滞についての対策が疎かになり、時間的なロスが多かった気がします。

さて、次回のキャンプ予定は10月の3連休に行く、くのわき親水公園キャンプ場です。これが今シーズン最後のキャンプとなります。

壊れてしまったもの、消耗してしまったものがあるので、早めに準備しておきましょう。  


Posted by アクアシルバー at 11:07キャンプ日記

2010年08月22日

「フレンドパークむかわ」でお盆キャンプ 後編

8月16日(月)

今朝は肌寒くて目が覚めました。寝入りが暑かったので、シュラフを敷布団代わりにそのまま寝ていたからです。

6時前、既に日が昇った中を場内散策に出ます。

今朝は雲ひとつない好天で、甲斐駒ヶ岳もくっきり。北を向くと八ヶ岳連峰の裾も見えています。芝生広場には朝露がおりてキラキラ輝いており、もうススキの穂も見られます。秋が近づいてきていますね。

サイトでは例によって じゅんじゅん がラジオ体操をしています。腕に巻かれた包帯とサポーターは、ピアノのレッスンによる腱鞘炎です。火傷や怪我ではありません。

朝食はパンと飲み物、フルーツを切って入れたヨーグルトで簡単に、でもしっかり済ませます。

さぁ、今日は帰る日。手分けして撤収開始です。おじいちゃんには申し訳ないけど食器や調理器具の整理をお願いし、じゅんじゅん には抜いたペグの洗浄やテント内の掃き掃除を手伝ってもらいます。日のよく当たる空きサイトにテントを移動し、乾燥撤収します。

意外に手際よく片付き、クルマへの積み込みも10時前には完了。じゅんじゅんとおじいちゃんは、サッカーボールで遊ぶ余裕も。日差しの強くない林間サイトは比較的涼しいので撤収も楽なんですね。

クルマに乗り込み、ヒロシッチさんのサイトへご挨拶に行くと、こちらも撤収完了していました。聞けばおチビちゃんの体調がよくないそうで、このまま帰路に就くとのこと。最後に秋キャンプでの再開を約束し、お別れしました。

さて、我々は、チェックアウトをした後、じゅんじゅんの希望で今日も川遊び。昨日より水量も減り、気温も高いので快適に川で遊べます。実はワタシ、水着を忘れてきたので昨日も今日も泳げなかったんです…。

昼になったので川遊びは終了。シャワーを浴びて場内にある 手打ちそば拠親爺 でざるそばを食べます。そばの太さがまちまちで、手打ち感たっぷり(?)です。おにぎりは武川米使用で美味でした。

3日目お世話になった フレンドパークむかわ とお別れし、周辺のキャンプ場を意味もなく見て廻った後、むかわの湯 近くにある 和洋菓子店秋月 に立ち寄ります。

昨日のうちに取り置きを頼んでおいた、武川農林48号米を使った むかわよんぱちプリン と、精進ヶ滝の上から徒歩で採ってきたよもぎを使った よもぎまんじゅう を完全保冷にしてもらい、名古屋で待つ奥さんとおばあちゃんへのお土産にします。

次に向かったのは、明野のひまわり畑。韮崎まで出て広域農道を走ります。渋滞はなかったものの、駐車場は満車です。

毎年立ち寄っているので、あまり代わり映えがしない感があるのですが、それでも今年は紫っぽい花のひまわりで星を象った花文字ができていました。以前は北杜市の市章を象ってあったこともあります。

出店でひまわりソフトクリームを食べます。お店の人が、善かれと思って じゅんじゅんのひまわりソフトに食用の「ひまわりの種」をトッピングしてくれたのですが、じゅんじゅんは大いに気に入らない様子で大泣き。急遽、お店の人がもう1本作り直してくれるというハプニングも。

しかし当人、口の周りや鼻にソフトクリームをつけながら、1本半をペロリと食べてしまいました。もしかして演技上手い?!

ひまわり畑からほど近い、新井りんご園で、今年獲れたての つがる を買います。1Kg500円。甘いんですよこれが。毎年、このお店のおばあちゃんが、目の前でりんごをミキサーにかけて、りんごジュースを出してくれます。

次に向かったのは清里にある まきば公園。八ヶ岳高原道路の脇にあるこの施設は南側に拓けていて、遥かには富士山も見えます。牧草の急斜面を転げるように下りると、ヒツジやヤギが放し飼いになっていて、戯れることができます。

冷んやり涼しい空気の中、空を仰ぐと高く成長した入道雲が。でも真夏のようにもくもくした感じはなく、秋が近いことを思わせます。

八ヶ岳牛乳を飲んで、今回のキャンプ旅もいよいよフィナーレ。やっぱり山梨に来たらコレを食べなくちゃ、ということで ほうとうの小作 清里店に行きます。

ワタシはお決まりの 豚肉ほうとう と 馬刺 をいただきます。いつもは食べても食べてもなかなか減らない ほうとうですが、今日は芋類があんまり入っていなかったので、あっさり完食です。

小作を出て名古屋への家路に就いたのは19時。長坂I.Cから中央道に入ります。夕暮れに甲斐駒ヶ岳をはじめとする山々のシルエットが綺麗です。

数々の思い出を胸に、デリカはクルーズコントロールを90Km/hにセットし、ひた走ります。途中、岡谷や伊那などの花火を車窓から眺めました。

給油で立ち寄った諏訪湖S.A、「あなたのためにドリップ中」のコーヒールンバの自販機に寄った駒ヶ岳S.A、寝ていた じゅんじゅんが起きてW.Cに行った恵那峡S.Aを経て、22時半頃、名古屋I.Cから無事に我が家に帰着しました。

総走行距離は628Km、平均燃費は9.8Km/hでした。

やっぱり白州、武川はいいですね。あの山、あの川の風景がたまらなく好きです。来年もフレンドパークむかわへキャンプに出掛けましょう。  


Posted by アクアシルバー at 12:44キャンプ日記

2010年08月22日

「フレンドパークむかわ」でお盆キャンプ 中編

8月15日(日)

今朝は5時すぎに目覚めました。

昨夜の雨は上がりましたが、どんより曇っていて何か重たい空気。テントのインナーも雨が染みてきたのかジットリしています。そろそろ少し立派なテントに買い換え時かもしれません。

場内の散歩に出てみましたが、甲斐駒ヶ岳も八ヶ岳も雲の中。せっかく山の景色が見たくてここにやってきたのに残念です。

6時半には じゅんじゅんも起きてきて、ラジオ体操をします。大声でラジオ体操の歌を歌い始めたので、まだ寝ている人もいるから、と声をセーブさせます。

今朝の食事はホットドックとヨーグルト。炒めたキャベツとウィンナー、ゆで卵をパンに挟んで牛乳パックオーブンで焼く、お決まりのメニューです。

今日は甲府に住むいとこ一家がやってきて、一緒に川遊びをする予定です。

それまでの間、昨夜遊びに行けなかった ヒロシッチさんのサイトを訪ねて行くと、ちょうどひと足先に帰られる親戚の方の撤収作業を終えたところ。じゅんじゅんはアイスクリームをいただきました。

さて、甲府の一家も到着し、キャンプ場の横を流れる大武川へ川遊びに行きます。

一昨日の台風や昨夜の雨のせいか、いつもより水が多く、流れも少し早い感じ。それでも水はとても綺麗でそのままペットボトルに詰めて商品になりそうな感じ。

実際、口に含むとミネラルをたっぷり含んだ軟水独特の舌触りで、どんどん飲んでしまいます。いつ来てもいい水です。

子供たちは浮き輪に乗って流れたり、オタマジャクシやアブラハヤの稚魚を捕ったりして大喜びです。

少し遅いお昼ごはんは、冷たく冷やした そうめん。雲もとれてだんだん日差しが出てきたので、冷たいそうめんがさらに美味く感じます。

その後しばらくは、砂山を作ったり、聴診器で樹木の中の音を聴いたりして遊んでいた子供たちも、やがてテントでお昼寝を始めました。

その間にワタシは 食鮮館エブリーに買い出しに出掛けます。雲がとれ、だんだん山々が見えてきて、J-WALKの曲を聴きたい気分に。ボリュームを上げて「心の鐘を叩いてくれ」なんか流してしまいます。

買い出しから帰ってくるといとこ一家が甲府に帰るところでした。名残惜しいのですが再会を約束してお別れします。

さて、夕飯の支度。今夜は じゅんじゅん の希望でカレーライスです。ジャガイモ、ニンジン、タマネギを朝食の支度のついでにカットしておいたので楽チン。ごはんも飯盒で3合炊くことにします。

支度が整ったあと、今夜は先に温泉へ。ベルガの中にある 尾白の湯 に行きます。混雑していて露天風呂に長く浸かるのも憚られる感じでした。

風呂上がりの八ヶ岳牛乳を味わったあと、キャンプ場へ戻ります。すっかり天気も回復し、夕焼けに聳える甲斐駒ヶ岳がとてもきれいです。ワタシはコレを見たかったんですよ〜。思わず目頭が熱くなります。

さぁ、夕飯のカレーライスを食べましょう。水が多かったのか、少しユルいカレーになってしまいましたが、じゅんじゅんには昨夜残ったマルシンハンバーグととろけるチーズをのせて、CoCo壱のようなカレーにしてあげました。

突如、ランタンに羽アリの群れが押し寄せてきて、気持ち悪かったなぁ…。

夕飯のあとは雨で昨夜はできなかった花火を楽しみます。そういえば昨日まで超満員だったこのキャンプ場も、今夜は半分ぐらいに減り、我が家のサイトの並びは全て空き。向かい側のサイトには子供連れの賑やかなファミリーがみえたので、何とか寂しさが払拭されます。

22時ぐらいになると、それまで元気だった じゅんじゅんもだんだん疲れが出てきて、おやすみモードに。おじいちゃんと共にテントに入り、眠りに就きます。

そしてワタシは、残り1本の缶酎ハイを握りしめて、とあるサイトへ。そう、ゆっくりお話しましょうと約束していたヒロシッチさんのもとへ向かいます。

ヒロシッチさんのサイトは焚き火が焚かれ、赤く輝いていました。真夏に焚き火とは強者だなぁ、と思っていましたが、火の前に置かれたチェアに佇んでみると、意外にも熱くないんですね。周りの空気の湿気が熱で飛んでしまうのか、サラっとしてるんです。

ヒロシッチママさんも交えた3人で色々な話題で盛り上がりました。キャンプのこと、職業のこと、名古屋名物のコメダと小倉トーストと赤味噌のこと、食べ物の好き嫌いのこと…。ヒロシッチさんとお会いしたのは2回目とはいえ初対面みたいなものでした。なのに旧来の友人のような感覚で接していただけて嬉しく思いました。

アッというまに夜も更け、日付が変わったところでお開き。おやすみの挨拶をして自分のテントに戻りました。

そういえば終戦の日だったのに正午の黙祷を忘れて川遊びしていたなぁ…。反省。

3日目につづく。
  


Posted by アクアシルバー at 12:43キャンプ日記

2010年08月22日

「フレンドパークむかわ」でお盆キャンプ 前編

8月14〜16日、アクアシルバー家恒例の お盆キャンプ に出掛けました。

場所は今年も、山梨県北杜市武川町にある「フレンドパークむかわ」のオートキャンプ場です。

今回、奥さんと生後2ヶ月の次女はお留守番。長女 じゅんじゅん と、おじいちゃん(アクアシルバー父)、ワタシの3人で行きました。

以下、携帯電話からの投稿につき、写真と文章が離れてしまうので悪しからず。

8月14日(土)

台風一過なのに湿った重苦しい曇天の中、史上最悪と予想される渋滞を避けるために午前7時に名古屋の自宅を出発。

このデリカでは初めてのキャンプなのですが、荷室が狭く、ルーフラックを使ってやっと荷物が積める状況。3rd.シートを格納すればもう少しは積めるのですが…。

じゅんじゅんは昨秋の桑原、おじいちゃんは10年前のウェストリバー以来のキャンプです。

名古屋I.Cから東名 中央道を経て北上。渋滞予測とは裏腹に快調すぎるので、時間調整のために恵那峡、駒ヶ岳、諏訪湖のS.Aに立ち寄ります。駒ヶ岳ではスーパーボールの入った氷が置かれ、涼を感じます。

須玉I.Cを出て、まずは 道の駅はくしゅう を目指します。ココに来たら お米ジェラート を食べなくてはなりません。甘味の少ないミルクアイスの中に、一度炊いたごはんが凍った状態で入っていて、味も食感もいいんです。

そして隣接するスーパー 食鮮館エブリー で食材の買い出し。この地区にキャンプに来る大半の人がココに寄るんじゃないかな。

ここから10分程で目的地 フレンドパークむかわ に到着。受付で管理人の 小池さん にご挨拶をし、今後の天気を尋ねます。小池さん予報では 雨は降らない とのこと。

4年連続で訪れたこのキャンプ場、昨年から規模が大きくなり林間オートサイトが増えました。それに伴いキャンパーも急増。今回は予約が遅れたこともあり、いつもの20番サイトではなく林間71番サイトが割り当てられました。

この71番サイト、確かに広いのですがケッコウな傾斜になっていて、しかも真ん中に雨水が走った跡があったりで、テントとタープのレイアウトに悩まされ、何か導線の悪いサイトになってしまいました。

それにしても設営はちょっと大変でした。勝手のわかっている奥さんがいないので、おじいちゃんにアレコレ指示をしなきゃならないし、じゅんじゅんは遊びたい一心だし、蒸し暑くて汗びっしょりだしで、最初からお疲れモード。

やっと設営が完了し落ち着いたところで、いつもブログでお世話になっている ヒロシッチさん も、このキャンプ場にお越しになると伺っていたので探しに行き、じゅんじゅんと一緒にご挨拶。

ヒロシッチさんはワタシがこのブログを始めるきっかけになったお方。昨年、偶然にも ヒロシッチさんの フレンドパークむかわ に関するブログを見つけ意気投合、今に至るわけです。
その後、管理人の小池さんの天気予報が外れて雨が降りだしたので、急いで夕飯の支度。

今夜のメニューは卓上七輪での焼肉。牛カルビ 豚ロース ウィンナー ニジマス マルシンハンバーグのとろけるチーズのせ ナス カボチャ ピーマン しいたけ キャベツを焼き、これに飯盒で炊いたごはんとお吸い物をいただきました。

片付けを手分けして済ませ、花火タイムとしたかったのですが、雨は酷くなるばかり。仕方なく花火は止めて代わりに むかわの湯 に行くことにしました。

と思ったら突如、「アクアシルバーさんですか?」と声を掛けられました。いつもワタシのブログを見て下さっている「自作の人生」さんの突然の来訪です。キャリアの付いたデリカを目印に探して来られたそうで、お土産に桃とみかん、八ヶ岳コーヒーをいただきました。

自作の人生さんは多摩地区にお住まいで、お休みの度に武川に出向いてご自分で家を建てていらっしゃる方です。完成したらお邪魔させてくださ〜い。

むかわの湯に向かう道中、ちょうど開催されていた 武川ふるさと祭り の打ち上げ花火を間近に見ることができ、じゅんじゅんは大喜びです(大好きな露天風呂も入れたし)。

キャンプ場に戻ってきたのは22時。予め近隣サイトの皆さんには遅い時間の車移動のお許しを得ていましたが、ヘッドランプの光量を落としなるべく迷惑をかけぬよう、ゆっくりと車をサイトに戻します。

じゅんじゅんはすぐにテントに入り、そのままプーさんのシュラフで就寝。おじいちゃんとワタシは雨音をタープの下で聞きながら、缶ビールや酎ハイをいただきます。

23時頃、だんだん眠くなってきたのでテントに入ります。雨のせいで蒸し暑いので、シュラフを敷き布団にし、バスタオルをお腹に掛けて、うちわを片手に眠りに就きます。

明日は天気が回復することを祈りつつ…。

2日目につづく。  


Posted by アクアシルバー at 12:42キャンプ日記

2009年11月19日

尾白川リゾートオートキャンプ場( 09.9.20〜22)

今さらですが、シルバーウィークのキャンプのお話です。

我が家がこよなく愛する山梨県北杜市で、初秋のキャンプを楽しもうと、以前から「立て看板はあれど姿は見えず」、で気になっていた尾白川リゾートオートキャンプ場に行きしました。9月に入ってからの予約でしたが、ホームページのないキャンプ場なので飛び込みキャンパーが少なく(管理人さん談)、何とか確保できました。

9月20日(日)

超快晴の朝。予定より少し遅れて7時過ぎに自宅出発。既に中央道は渋滞気味。いつもの通り、S.A P.Aで買い喰いしながら長坂I.で出ます。

途中で食材を調達し、道の駅はくしゅう で好物「お米ジェラート」を食べて、13時に尾白川リゾートオートキャンプ場に到着。なるほど、通りからグッと下った場所にあるので道から場内が見えないワケです。

管理人さんにご挨拶をし、チェックイン。先着順で好きなサイトを選べます。残念ながら川沿いのサイトは埋まっていたので、一番奥の20番サイトに決定。広くて木立の中にある、落ち着けそうなサイトで、焚き火に使えるU字溝があります。ただし、眺望はイマイチです。

設営を終え一服している間にも、次々にキャンパーが入ってきて、ほぼ満サイトとなります。特に隣のサイトのデリカD:5でやってきたファミリーは、「小さな子供が多くてご迷惑かけますが…」と丁寧に挨拶に来られ、とても好感が持てます。

ちょっと白州と武川にドライブに出てみました。夏にはなかなか全貌を現さない甲斐駒ヶ岳が、今日は雲ひとつ無く聳えています。田圃のお米は黄金色に輝き、秋空には赤トンボが乱舞しています。何と贅沢な景色でしょう。小高い丘からは長い裾を引く八ヶ岳や明野の丘陵もよく見えます。付近のキャンプ場も巡ってみましたが、どこもテントの花が咲いて大賑わいです。

美しい景色を満喫して、シャルマンワインのワイナリーに寄ってみました。いくつかのワインを試飲して、奥さんの飲めそうな甘めのワインのミニボトルを買って、奥さんの運転でキャンプ場に帰りました。

暗くなる前に夕食の支度に入ります。メニューは久々に連れ出したダッチオーブンで作るローストチキン。ジューシーに美味しくできて、大満足です。

食後に花火を楽しみ、尾白の湯で入浴。大変な混雑で洗い場待ちの列も。21時で閉館なのでのんびりはできませんでしたが、それでも露天風呂で寛ぎました。

温泉から戻って来ると、お隣のD:5ファミリーが、「おかえりなさ〜い」と迎えてくれます。どこまでも気持ちのいいファミリーです。見習わなくてはなりません。

22時過ぎ、奥さんと娘はテントに入り就寝。ワタシはしばらくタープの下で焚き火を見ながらワインを飲んでまったりし、23時頃シュラフに入りました。

9月21日(月)

6時過ぎに目覚めました。今日もいい天気ですが、この秋一番の冷え込みでフリースを着ていてもひんやりします。

昨日、サンマを買っていたことを思いだし、洋風の朝食に炭火焼きのサンマを加えます。日が昇るにつれ、少し暑くなってきました。

朝食の片付けを終え、場内の広場でバトミントンを楽しみます。子供用ですが年長の娘には難しいようで、打ち返すのが精一杯です。

気温が上がってきたところで、キャンプ場脇を流れる尾白川に入ってみます。南アルプスから流れ出る清流はさすが日本百名水のひとつ、その透明度は素晴らしく、飲むと口の中で柔らかく広がります。すぐ近くを流れる大武川の水もキレイで美味しいのですが、尾白川の水はさらにまろやかに感じます。

そんな川で、棒と網を持っていつもの「ガサガサ」をやってみます。近くでは小振りのアマゴを釣り上げている親子もいます。この時期、さすがに泳いだりはしませんでしたが足を浸けている分にはとても気持ちがいいです。

昼食はいつもの通り、スパゲティー。今回はイタリアンとコンビーフの2種類。細目の麺に炒めタマネギとコンビーフを和えたスパゲティーは美味です。

午後は付近のドライブに出掛けます。我が家が毎夏お世話になる「フレンドパークむかわ」のキャンプ場を覗いてみると、今までに見たことがないぐらいの賑わい。これじゃ予約が取れなかったわけです。

北杜市街が一望できると聞く「牧場チロル」キャンプ場を経て舗装された林道を登って行くと、石空川の谷の向こうに精進ヶ滝が見えてきます。歩いて行ってみたかったのですが、時間が遅いのと娘が車内で眠りこけているので断念。引き返して夕飯の食材調達に向かいます。

途中、「アグリープルむかわ」付近で20頭ほどのサルの群れと遭遇。栗の木に登って枝を揺らしてイガを落とし、中から栗の実を取り出すという行動を連携しているサル、子サルを載せて歩いているサル、倉庫の屋根から見張りをしているサルなどがいました。観光で見る分には珍しい、可愛いで済むのでしょうが、地元の人々にとっては被害も深刻なのでしょう。

道の駅はくしゅうに隣接するスーパー「エブリー」で買い物をし、キャンプ場に戻るともう日が傾いています。急いで夕飯の支度に入ります。

ダッチオーブンで作った「キャベツ丸ごと煮」が今夜のメニュー。巨大なロールキャベツのようでもあります。柔らかくて味もよく染みていて、大成功でした。

片付けを終えて、今夜のお風呂は「むかわの湯」へ。22時までの営業なので、ゆっくりとお湯に浸かれます。

キャンプ場に戻り、娘を寝かせた後、奥さんと二人でタープ下でまったりとお酒を飲みます。今夜は昨夜のような冷え込みはなく、日が変わる頃まで寛いでから寝ました。

9月22日(火)

朝6時半頃起きてテントを出ると、残念なことに曇天。でも放射冷却がなかったので寒くはありません。

今日は最終日です。いつもの通り、卵 ベーコン キャベツ パン コーヒー ヨーグルトの朝食を食べ、撤収に入ります。昼過ぎのチェックアウトでいいですよ、とサービスしていただいたので、気持ちに余裕ができます。

娘は最初のうちは、ペグを抜いたりシュラフを丸めたりして手伝っていましたが、いつの間にか管理棟の前でたくさんのキャンパーや管理人さんの拍手喝采を受けながら、歌うわ踊るわのワンマンショーをしておりました。お調子者で困ります。

片付けも1時間ちょっとで終わり、しばらく場内の尾白川で遊びます。曇り空のせいで、昨日より水が冷たく感じ、長くは浸かっていられません。

11時頃、管理人さんと隣のサイトのキャンパーさんにご挨拶をして、尾白川リゾートオートキャンプ場をあとにしました。

せっかくなので、すぐ近くの 尾白の森名水公園ベルガ に寄りました。空中回廊や尾白川堰堤で遊び、池でニジマスを釣ってみます。でも、魚も満腹なのか、餌には見向きもしてくれず、結局規定数を網で掬ってもらい、炭火焼きにしました。

次に訪れたのは数年ぶりの サントリー白州工場 です。実はワタシ、ウィスキーが好きで、中でもこの工場でつくられる 白州12年 が大好きなのです。

しかし、その工程を見学するコースは夕方の最終まで予約で一杯。せっかくなので、場内のレストランで遅い昼食を摂り、南アルプス天然水の工程を見学しました。工場見学の好きな娘は、興味深々です。

見学後はお決まりの試飲会。奥さんにハンドルキーパーのカードを預けて、白州や天然水をいただきました。

※実はこのサントリー白州工場にある白い見学用のバスは、バスの好きな者から見ると超珍車です。ワタシはいすゞキュービックに乗ることになったのですが、UD車にも乗ってみたかった…ってマニアな話。

クルマに戻ると時刻は17時。そろそろ自宅へ向けて出発しなければならない時間でしたが、数年前からキャンプに来る度に気になっていた、武川の牧原にある「秋月菓子店」に寄ることにしました。

このお店は和洋菓子を手作りしていて、精進ヶ滝の上部から採ってきたよもぎを使ったお饅頭や、地元の幻のお米と言われる、武川48米を使ったプリンなどがあり、お土産に買うことにしました。年末には新装開店するそうです。

こうして、我が家「第二の故郷」とも言える北杜市をあとにし、奥さんの運転のまま須玉I.Cから中央道に入りました。

途中、手頃で美味いと評判の、小黒川P.Aのソースカツ丼を食べ、22時過ぎに名古屋の自宅に帰着しました。

今回の尾白川リゾートオートキャンプ場は、「リゾート」な雰囲気はありませんでしたが、コンパクトで他サイトを気にすることなく落ち着けるキャンプ場でした。木製の懐かしい電柱に電灯が灯っていたり、トイレは炊事場の作りも昭和な感じでした。次回は綺麗な川で泳げる季節に訪れたいと思いました。
  


Posted by アクアシルバー at 12:52キャンプ日記

2009年11月06日

フレンドパークむかわ(09.8.11. 〜13)

今さらですが、お盆休みのキャンプのお話です。

今回行ったのは、山梨県北杜市(旧武川村)にある「フレンドパークむかわ」という親水公園内にあるキャンプ場。一昨年のお盆休みから3年連続です。

初日は台風一過の快晴の下、出発準備中に震度4の地震が!しばらく情報収集し、通行予定の中央道等に障害がないことを確認して出発しました。

道中、S.AやP.Aでポケモンスタンプラリーをしながら小淵沢を経て、まずはシャトレーゼ白州工場へ。

駐車待ち10分程度ですんなり場内へ。アンコやアイスクリーム製造工程を見てお待ちかねの、試食し放題コーナーへ。数年前に来た時はタルトやチーズケーキなどの焼菓子試食もあったのに、今回は数種類のアイスクリーム試食のみでちょっと残念。

その後、道の駅はくしゅうで好物の「お米ジェラート」を食べ、隣接のスーパー「エブリー」で食材を揃え、フレンドパークむかわにチェックイン。

例年通り、オートキャンプ場の奥の方にある20番サイトを割当てられ設営。このサイトは川に近く、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が望めるのでお気に入りです。

因みに我が家は、テントもタープも某スポーツ店オリジナルで、型落ち特価で買った「campman」。もう9年経ちますが、不具合なく意外に丈夫。さすがに周りに有名ブランド品が並ぶとちょっとテレます…。

夕方、場内の親水施設やミニアスレチックで遊んだ後、卓上七輪でステーキ肉やホタテなどを焼きながらの夕食。

その後花火を楽み、コインシャワーを浴び、奥さんと娘は22時に疲れて就寝。ワタシはタープの下で、ひとりビールやチューハイでまったりしてからテントの中へ。

昼間は暑かったのに、夜は涼しく熟睡できました。

翌2日目、6時頃目覚めてテントを出ると澄んだ晴天。甲斐駒ヶ岳の上部は雲の中、でも八ヶ岳はくっきり映えています。

ゆっくりと朝食をとり、しばし場内を散策。以前は林だった部分を開拓し、林間サイトが増設された様子。

大きなオニヤンマやアゲハチョウ、シオカラトンボなどを捕獲し、娘と観察しながらスケッチ。そして虫たちをリリースして水着に着替えて大武川へ。

今年も川は冷たく綺麗で最高でした。娘は浮き輪に乗って流れに身を任せ、奥さんは網を片手にガサガサをし(八王子の川育ちなので…)、アブラハヤやゴリやオタマジャクシを採って楽しみ、ワタシは川の砂を掘り石を積み上げ、ダム工事や水路工事遊び…。

とにかく水が美しいので、泳ぎながら南アルプス天然水を飲んでいる感覚。

お昼はお決まりの そうめん を食べ、娘は捕獲した小魚のスケッチ。この時期、おえかき帳とクーピーは欠かせません。

午後も、大武川で泳いだり、流れたり、掘ったり、採ったりを楽しみ、夕方から付近を少しドライブ。

南アルプス三景園、ウッドランド武川、篠沢大滝など過去に行ったキャンプ場を久しぶりに見て回り、今日もエブリーに買い出し。

今夜の食事はビーフストロガノフ。娘もいささか危ない手つきでタマネギを切ったり炒めたりを手伝います。

その後、むかわの湯へ汗を流しに行き、21時頃戻って来ると、場内のあちこちにカブトムシを採集している親子連れが(お父さんだけも多い)。

我が家もサイト周辺や炊事場の明かり付近を探すと次々にカブトムシが飛来するクヌギの木を発見。木に留まっているものだけでなく、飛行中のカブトムシを素手で軽く叩いたりして、4ペアを捕獲。

そして娘がシュラフに入った後、日付が変わる頃まで奥さんと共にお酒を楽しみ、2日目が過ぎました。

翌3日目も6時頃の目覚め。今日はどんより曇っていて、しかも霧がかかっています。山は見えません。

例によって、ゆっくりたっぷり朝食を食べ、徐々に撤収に入ります。この頃は娘も片付けに参加するようになり、各自の担当が明確になったので、ワリとスムーズに撤収が進行します。

曇り空で比較的楽な撤収でしたが、汗はかくもの。チェックアウト後、クールダウンするために大武川でしばし水遊び。

午後はキャンプ場を後にして明野のひまわり畑へ。今年は梅雨が長かったせいか、花の盛りはまだこれからという感じ。青空に黄色い花、その向こうに緑の山々のコントラストを期待していたので少々残念。

そこから奥さんのリクエストで野辺山の滝沢牧場へ走り、乗馬や散策を楽しみます。

夕方、清里の小作でほうとうを食べ、家路に就きます。お盆の入りなので、迎え火を焚いているお宅が目につきます。この頃から天気が回復し、夕暮れの富士山も見えました。

スパティオ小淵沢でお風呂を済ませ、中央道で一気に名古屋まで走ります。途中、茅野や松川、飯田あたりで花火大会が見えました。

名古屋の我が家に帰着したのは23時過ぎ。楽しかった夏のキャンプ旅行は終わりました。

来年のお盆休みも是非、フレンドパークむかわオートキャンプ場の20番サイトを予約したいと思います。

あの山・川・空を見ると、郷里に帰ったような錯覚すら覚えてしまいます。
  


Posted by アクアシルバー at 14:40キャンプ日記

2009年10月25日

桑原オートキャンプ場(09.10.17 〜18)

我が家の今シーズン最後のキャンプの模様です。

当初、岐阜県の塔の岩オートキャンプ場へ、娘と初めての親子キャンプに出掛ける予定でしたが、奥さんも行けるようになったこと、予想以上に朝晩の気温が低くなったこと、リンゴ狩りも楽しみたいことから、長野県中川村の桑原オートキャンプ場へバンガローキャンプに行くことになりました。

初日は8時半に名古屋を出る時から小雨模様。中央道を走り飯田市内ので買い出し。本格的な雨降りの中、12時半にキャンプ場にチェックイン。

今夜は4人用バンガロー(4500円)泊の我が家と、オートサイト泊のファミリーの計2組だけとのこと。しかも管理人さんは夕方で帰ってしまい、明朝また来られるとのこと。山中の場内にいささかの不安を感じます。

まずはバンガロー内をキレイに。予想通り掃除が不行き届きなので、備え付けのほうきと持参したウェットシートで今夜の寝床を整えます。そして雨が止んだスキを狙ってバンガロー前にタープを設営。

再び雨が降り出したので、タープ内で鍋焼きうどんや焼きサンマで遅い昼食。その後、お絵描きやバームクーヘンづくりを楽しみます。

雨が小降りになった夕方、場内を散策に。山間いの広い場内に流れる四徳川沿いに点在するキャンプサイトには、村から委託されている管理人さんとお仲間、リピーターさんと一緒に造ったというツリーハウスやピザを焼く石釜、ドラム缶風呂、自分で沸かす露天風呂などがあり、散歩道の終点にはマス釣り場がありました。

夕食はタープ内でちゃんこ鍋。たっぷりの野菜類と肉、ブリあらを入れてハフハフと…。テーブルの下にも七輪コンロを置いていたので、けっこう暖まりました。

その後、トランプ遊びを覚えた娘の主導で神経衰弱や七並べを楽しみ、シャワーを浴びた後でバンガローに戻り、シュラフで眠りにつきました。

実は麓の温泉に行くつもりでしたが、うっかり酎ハイやワインを飲んでしまい、企画倒れに…。夜中は野性動物の遠吠え(主にシカやイノシシらしい)がよく聞こえました。

翌日は7時に目覚めるときれいな晴天。昨夜の雨が暖気を持ち込んだので冷え込みもなく、清々しい朝です。

朝食は茄子とトマトのミートソーススパ、コンビーフと玉ねぎのスパの2本立て、それにロールパンとコーヒー。朝からたっぷり食べるのが我が家流。

管理人さんのご好意で15時まで滞在OKとのことで、再び場内の山や川をゆっくりと散策。あまり見かけない種類のトンボやチョウ、キノコを観察したり、ドングリやクルミを拾って遊びました。

昼頃から撤収を開始。好天によりすっかりタープも乾きひと安心。13時すぎにキャンプ場をチェックアウト。

キャンプ場から小渋湖まで出ると、南アルプスがうっすら冠雪しているのが見えました。

次なる目的地の、松川市にある「りんごの森」に着いたのは14時。ここでのリンゴ狩りは食べ放題で600円のところ、地元のフリーペーパーに割引券が付いていたので300円に。しかも1杯ずつ豚汁とリンゴジュースもいただけます。お土産用にもぎ取ったリンゴは1Kg500円。気がつけば6Kgほど取ってしまい、ちょっと高いお土産に…。

その後は松川から中央道に入り、夕方には帰宅できる予定でしたが、何と恵那山トンネルを出た直後から土岐まで自然渋滞に巻き込まれ、帰り着いたのは20時となってしまいました。

2日間の走行距離は316Km、燃費は10.4Km/Lでした。

今回の桑原オートキャンプ場は、ちょっとだけ野趣のある、ファミリーで自然に触れるにはちょうどいいキャンプ場でした。サニタリーはこの時期としてはキレイでゴミも詳細に分別して回収してくれます。ただ、バンガローはもう少しキレイにして欲しいですね。今回はまだ蛾が多数いましたし、スズメバチの巣もありました(注意喚起柵あり)。夏は蚊が多いかもしれません。でも、安価で
名古屋からも近いので、1泊キャンプの時にはまた来てみたいと思いました(チェックインの案内時に貰ったクリアファイルを次回持参すると500円引)。  


Posted by アクアシルバー at 23:53キャンプ日記